マシンロボ600とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > マシンロボ600の意味・解説 

マシンロボ 600

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/05 02:10 UTC 版)

マシンロボ 600は、マシンロボシリーズの初期メインアイテムとして1982年1985年バンダイから発売された玩具シリーズ。

商品名に「600」の名は冠されていないが、価格(600円)から通称として呼ばれるようになり、定着した。

概要

第1期シリーズとしてMR-01から06までの6種が1982年に発売。

600円という低価格でありながらもメッキやダイキャスト、クリアーパーツやゴムタイヤなどのパーツを多用した豪華な商品仕様や大胆な変形機構などが好評を呼んだ[1]。玩具店の定番人気アイテムとなってシリーズは長期化し、最終的に54種以上がラインナップ。また600シリーズを中核に、大型基地や巨大ロボといった連動玩具も多数発売され、マシンロボは一大人気シリーズとなった。

マシンロボのテレビアニメ化作品『クロノスの大逆襲』『ぶっちぎりバトルハッカーズ』『GoBots』にも、多くがキャラクターとして登場している。またテレビ化以前にプロモーション用のアニメビデオも制作されており、アメリカ版はハンナ・バーベラ社、日本版はスタジオぴえろが制作を担当した。

『クロノス』放映にあたり型番をリニューアルされ、「MRJ=ジェット族(飛行マシン)」「MRB=バトル族(地上マシン)」の2系統にカテゴリ分けされた。リニューアルから漏れたラインナップは型番無しで販売継続。

ラインナップ

600シリーズ

マシンロボベスト5

600シリーズのカラーバリエーションを5体セットにした特別セット。当時の定価は3000円。

  • スペシャルシリーズ
    • バイク、バギー、ファイアー、パトカー、救急ロボの色違いセット。バギーにはポリス仕様のシールが付属する[2]
  • ハイマシンセット
    • スーパーカー、バギー、パトカー、ポルシェ、カウンタックロボの色違いセット。パトカーロボはパトランプが無くなっている[2]
  • コンストラクトシリーズ
    • ダンプ、ブルドーザー、トラック、クレーン、ジープロボの色違いセット。ジープロボには機銃が付属していない[2]
  • スカイマシンセット
    • ジェット、ジャイロ、シャトル、ハリアー、イーグルロボの色違いセット。シャトルロボは胸のシールが変更されている[2]

デビルインベーダー

悪役版の600シリーズとして、同価格で発売されたシリーズ。全5種。

600シリーズ同様、『クロノス』『バトルハッカーズ』にも登場。型番はそれぞれ「MRD-10○」から「MRGD-○」へ改められた。

  • MRD-101 キャスモドン
  • MRD-102 ファルゴス
  • MRD-103 ザリオス
  • MRD-104 ギルディス
  • MRD-105 バルダス

非売品

  • MR-B747 ジャンボジェットロボ[2]
    • JAL国内線機内の子供向けアメニティおよび「バトルアーマー5発売記念グッズキャンペーン」の景品として配布された限定品。
  • マシンロボ変身ボールペン[2]
    • 1985年の「マシンロボワールドキャンペーン」景品。ボールペンからロボに変形する。ボディとインクの色は青と黒の2種が存在。

脚注

  1. ^ フィギュア王294 2022, pp. 22–23, 「ユニトロボーンへ連なる道~マシンロボユニバースとは~」
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m フィギュア王294 2022, pp. 34–43, 「検証!!マシンロボユニバース マシンロボ」

参考文献

  • 『フィギュア王』No.294、ワールドフォトプレス、2022年8月30日、ISBN 978-4-8465-3276-5 

関連項目


「マシンロボ 600」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「マシンロボ600」の関連用語

マシンロボ600のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マシンロボ600のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマシンロボ 600 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS