ボイスラッガーとその協力者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 23:09 UTC 版)
「ボイスラッガー」の記事における「ボイスラッガーとその協力者」の解説
この項目では色を扱っています。閲覧環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。 ボイスラッガーとは、体内にボイストーンと呼ばれるエネルギー源を持つ者が変身した姿である。1人でもムーオン獣と互角に戦えるが、力を合わせて戦うことでその力はさらに強くなる。武器は己の声のみであり、魂を込めて叫ぶことで威力を発揮する。また、聴覚は常人の数十倍に強化されている。「ボイスラッガー!」と叫ぶことで変身するが、風邪を引くなど、本来の声を出せなくなると変身できなくなる。なお、ゴールド以外の4人の名前は演じている声優の名前をもじったものである。 変身後も口の周囲は素顔が露出しており、戦闘終了後などに面だけを外すことも多い。 ◆ボイスラッガールビー/帆村 明子(ほむら あきこ) 惑星ツェドゥアでの出来事を微かに覚えているため、重度の特撮オタク。特に物心つく前であるはずの1970年代の作品に対して思い入れが強く、通りすがりの外国人の少年に仮面ライダーのことを熱く語ったり、腕時計も仮面ライダーのベルトを象ったものを愛用している。 常に明るく前向きな行動派。幼いころから必殺技の研究をしていたため、覚醒してすぐに戦うことができた。 ●ボイスラッガーローズ/夕樹 遙(ゆうき はるか) ロサンゼルスから帰ってきた帰国子女だが、明子からは仮面ライダー2号にちなんで勝手に「南米帰り」と呼ばれる。ツェドゥアでの出来事をほとんど覚えていなかったため、覚醒するのは一番遅かった。 明子とは対照的に理論派。彼女自身はオタクではないが、かつて明子から睡眠学習の如く特撮作品の話を聞かされていたため、明子の話について行けてしまう。 恋人である友一が戦死したことへのショックで、明子に八つ当たりした上に一度は戦いを放棄したが、友一の復活をきっかけに最終決戦に赴いた。 ■ボイスラッガーエメラルド/大地 友一(だいち ともかず) 人気声優。ツェドゥアでの出来事を覚えており、幼いころからトレーニングを続けていた。声優になったのも、ボイスラッガーの武器である「声」を鍛えるため。 爽やかな好青年で、遙とは恋人同士になる。戦いの中で一度は命を落とすが、ゲンバーとの最後の戦いの際、増幅したボイストーンの力で復活した。 ▲ボイスラッガーサファイア/天馬 武(てんま たけし) 自称「アイドル声優」。幼いころから友一と共にトレーニングを続けていた。4人の中では一番の力持ち。 普段はお調子者だが実は努力家。メカニックの扱いや楽器の演奏など、多くのことに精通している。 明子に一目惚れするも、なかなか振り向いてもらえない。だが、終盤で明子の危機を救ったことが明子の心を動かし、最終話で一緒にリオのカーニバルを見に行く約束をしたが開催時期が分からず、その後『ボイスラッガー外伝Vol.1』の時点でも行けていないらしい。 ★ボイスラッガーゴールド 十数年前、ツェドゥアで明子たちを助けた戦士。その際に負傷し、明子たちに自分の使命を託した。 明子たちを守るためボイストーンに選ばれた戦士であり、ボイストーンを持たずとも変身できる。最終話において、父であるゲンバーに復活させられたハーデスを、自らの命をかけて再び封印した。 アンドロイド・π(パイ) 明子たちがゲンバーに捕らえられていた時の養育係。ムーオン帝国の刺客として明子たちと再会するが、明子が歌った子守歌に母性回路が反応し、仲間になった。 明子たちと同居し、普段は家事を担当している。明らかに人間ではない外見で普通に買い物に出かけたりしているが、「(商店街の人たちからは)コスプレの人と言われた」とのこと。 μ(ミュー) 明子たちがゲンバーに捕らえられていた時の遊び相手。明子たちと再会するためにムーオンの前線基地を抜け出し、仲間になった。 腹部のトレイにはディスクが収納されており、これを抜き取られると動けなくなってしまう。 カオス ボイスラッガーたちの前に現れた謎の男。ルビーとサファイアの前に現れ、惑星ツェドゥアへの道を示す。 その正体は、かつてゴールドと共に明子たちを守るために選ばれた男。そのため次元を超える力を得たが、その代償として歳を取ることができなくなっている。過去の因縁からゴールドを憎んでおり、勝てないことを知りながら戦いを挑んだ。最後は明子の言葉に心を動かされ、ゴールドへの憎しみを捨てた。
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