ホロウ・フラグメント(Hollow Fragment)
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「ソードアート・オンラインのコンピュータゲーム作品」の記事における「ホロウ・フラグメント(Hollow Fragment)」の解説
PlayStation Vita用ソフトとして2014年4月24日に発売された。開発はアクリア。前作を上回る売上を記録し、出荷本数は全世界累計で約45万本(2014年12月現在)。前作をベースにした《階層攻略》編と、本作で新規作成された《ホロウ・エリア》編の2種のシナリオで構成されている。 前作を発展させる形のゲームデザインがなされており、特にグラフィック面と戦闘システム面には大幅な改良が加えられた。グラフィック面ではポリゴンモデルのクオリティ向上やモーションパターンの増加、主観視点の実装、メニュー画面のデザインがアニメ版のもの(作中のSAOのメニュー画面)に変更される等、各種演出が改変・強化されている。また、キリトのキャラクターボイス及びアバターの容姿変更が可能となり、実質的にキャラメイクが可能となった。戦闘システム面では、ソードスキル使用時の発動時間の廃止(あるいは大幅短縮)や、バーストアタック(マニュアル攻撃)・ジャストステップ(マニュアル回避)の導入といったスピード感、アクション性の向上を念頭に置いた改良・調整がなされており、操作性は前作とは大きく異なっている。また《ホロウ・エリア》編の追加に伴い、アインクラッドへの「新要素の実装」という形で、より強力なスキルやアイテム、利便性の高いシステムを任意で導入することがきる。最大4名によるマルチプレイ機能も追加され、PCとNPCのコンビ4組による最大8人パーティで遊ぶことができる他、一人プレイ時でも擬似的な通信プレイ(PCとNPC4人で構成される)を楽しむことができる。 プラットフォームをPlayStation 4に移したディレクターズカット版『ソードアート・オンライン -Re:ホロウ・フラグメント-(ReHF)』が2015年11月19日に発売された。新規要素としてイベント発生条件の変更や、シナリオテキストの修正・加筆、演出・仕様面への新規要素追加など、大幅な調整が施されている。下記のSteam版含め単品はDL販売のみであるが、PS4版と同日に発売したPS4版ロスト・ソングとのセット品『ソードアート・オンライン ゲームディレクターズ・エディション』ではダウンロード用プロダクトコードという形で封入されている。 Steam版は2018年8月21日に日本発売。同プラットフォーム版フェイタル・バレットの予約購入特典として同年3月31日より先行配信された。
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