PCとNPC
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/17 08:42 UTC 版)
「ノンプレイヤーキャラクター」の記事における「PCとNPC」の解説
NPCはゲームマスターの構築した世界を成り立たせる要素の一つであり、プレイヤーキャラクターに対し「ゲームの進行」「イベント発生」「バランス調整」を行い、プレイヤーをゲームマスターの作ったストーリーにうまく誘導するための存在である。 言葉の定義からすれば、プレイヤーが操作しないキャラクターは全てNPCである。多くのTRPGでは、主人公の家族・店の主人・普通の村人・王や姫・モンスターなどの敵キャラクター、ありとあらゆるものがNPCの範疇に含まれる。ただし「敵キャラクター」をPCとは異なるルールで運用するようなゲームについては、「敵キャラクター」と「NPC」を区別しているものもある。 コンピュータRPGでも言葉の定義からすれば、コントローラーなどでの直接操作ができない動的オブジェクトは全てNPCと言え、この意味では扉や宝箱などもNPCである。しかし、ゲームタイトルによっては、特定のキャラクターに限ってNPCの用語を使うこともある。たとえば、『ファイアーエムブレム』シリーズなどでは、「プレイヤーの操作できない(コンピュータ担当となる)、一時的に加わる味方」、『Sa・Ga2 秘宝伝説』では「プレイヤーの意志に関わりなく、一時的に加わる味方(操作はプレイヤーが行う)」を特に指して用いる。前者は本来の意味により近い用法である。 オンラインゲームでは、敵モンスターをNPCに含めるものと含めないものが存在する。
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