ホトギとは? わかりやすく解説

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ほとぎ【缶】

読み方:ほとぎ

古くは「ほとき」》

昔、などを入れた瓦製の器。胴が太く口が小さい。

「—を打って舞ひ給ふ」〈太平記・二六〉

湯殿で、産湯(うぶゆ)を使うのに用いたかめ。

御湯参る。…取り入れつつ、むめて御—に入る」〈栄花初花


読み方:ベ(be), ホトギ(hotogi), モタイ(motai)

や酒などを入れた容器に対して古典的な名称。


読み方:ホトギ(hotogi)

酒や入れた、胴が太く口が小さ土器


缶部

(ホトギ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/13 06:30 UTC 版)

康熙字典 214 部首
糸部 缶部 网部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

缶部ふぶは、漢字部首により分類したグループの一つ。 康熙字典214部首では121番目に置かれる(6画の4番目、未集の4番目)。

概要

「罍」と呼ばれる青銅製あるいは陶製の酒や水を入れる容器

缶部には「缶」を筆画の一部として持つ漢字を分類している。

単独の「」字は、が太く口が小さい、飲料を入れる素焼きの器を意味する。字源としては音を表す部分(元々はの形に由来する)と区別のための記号「口」とからなる文字で、容器を意味する単語を表記するのは仮借による[1][2][3]。なお「缶」の字音はフであり、常用漢字の「」は「」(音はクヮン、円筒形の容器)の新字体である。

「缶」は意符としては液体を入れる容器(陶器を主とする)に関する文字に含まれる。「」に類似し、「」と「」、「」と「」のような異体字を作っているが、どちらかといえば「」は土製という素材に重みがあり、「缶」は液体を入れておく容器という形体に重みがある。

部首の通称

  • 日本:ほとぎ、ほとぎへん、かん
  • 韓国:장군부부(janggun bu bu、ほとぎの部)
  • 英米:Radical jar

部首字

例字

脚注

  1. ^ 郭小武 (2001). "古文字考釈五題". 殷都学刊. 2001 (3): 90–1.
  2. ^ 徐宝貴; 孫臣 (2001). "古文字考釈四則". 考古与文物. 2001 (1): 78–9.
  3. ^ 謝明文 (2022). "談"宝"論"富"". 文献. 2022 (1): 116.


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