ホウ ・ボウ

デジタル大辞泉

ほう‐ぼう〔ハウバウ〕【方方】

読み方：ほうぼう

いろいろな方面。あちこちの場所。副詞的にも用いる。「—から情報を集める」「—に火の手があがる」「—旅行する」

ほう‐ぼう〔ハウボフ〕【^×謗法】

読み方：ほうぼう

１ 仏法をそしり、真理をないがしろにすること。

２ 無理なこと。無理難題をいうこと。

「—とは知りながら、頼みしことの恥づかしや」〈浄・八百屋お七〉

ほう‐ぼう〔‐バウ〕【^×鋒^×鋩】

読み方：ほうぼう

１ 刃物の切っ先。

２ 相手を追及する激しい気質・気性のたとえ。

「基康が、その—を避けて、相手にしないので」〈菊池寛・俊寛〉

ほう‐ぼう〔ハウ‐〕【^×魴^×鮄／竹^＝麦^＝魚】

読み方：ほうぼう

カサゴ目ホウボウ科の海水魚。沿岸の海底にすみ、全長約40センチ。頭部が大きく、体は朱紅色。胸びれは大きく、内側は青緑色をし、前部の軟条3本が遊離しており、これで海底を歩行しながら餌の小エビなどを探す。浮き袋で発音する。冬から春にかけて特に美味。《季 冬》

難読語辞典

竹麦魚

読み方：ホウボウ（ｈｏｕｂｏｕ）

ホウボウ科の海産の硬骨魚

魴鮄

読み方：ホウボウ（ｈｏｕｂｏｕ）

ホウボウ科の海水魚

歴史民俗用語辞典

謗法

読み方：ホウボウ（ｈｏｕｂｏｕ），　ボウホウ（ｂｏｕｈｏｕ）

貴い仏法の教えをそしること。

デジタルお魚図鑑

ホウボウ

学名：Chelidonichthys spinosus 英名：Bluefin searobin 地方名：ウンブ、カナガシラ　 脊椎動物門−硬骨魚綱−カサゴ目−ホウボウ科 ※出典：長崎県水産部ホームページ 特徴 主に砂泥底に生息する。胸びれの下にある軟条を使って這いまわり、ゴカイやエビなどのエサを探る。回遊をし、寒い時期は南下するなど、季節によって生息する地域を変える。大きな浮き袋を収縮させて「ポーポー」という音を立てることから「ホウボウ」の名が付いた。うろこが非常に小さいので、体の表面は滑らか。２〜９月に浮遊卵を産む。　味は淡泊でクセが無く、鍋や塩焼きなどにするとおいしい。 分布：北海道南部以南、黄海、東シナ海、南シナ海 大きさ：40cm 漁法：底曳網 食べ方：刺身、鍋物、塩焼き

動物名辞典

竹麦魚

読み方：ホウボウ（ｈｏｕｂｏｕ）

ホウボウ科の海水魚

学名 Chelidonichthys spinosus

魴鮄

読み方：ホウボウ（ｈｏｕｂｏｕ）

ホウボウ科の海水魚

学名 Chelidonichthys spinosus

季語・季題辞典

魴鮄

読み方：ホウボウ（ｈｏｕｂｏｕ）

中部以南の海にすむホウボウ科の魚

季節 冬

分類 動物

近代文学作品名辞典

竹麦魚

読み方：ホウボウ（ｈｏｕｂｏｕ）

作者 田中冬二

初出 昭和40年

ジャンル 詩

魴鮄

読み方：ホウボウ（ｈｏｕｂｏｕ）

作者 田中冬二

ジャンル 詩

ウィキペディア

ホウボウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/05/07 14:11 UTC 版)

ホウボウ（竹麦魚、魴鮄<魚へんに方・魚へんに弗> Chelidonichthys spinosus）は、スズキ目ホウボウ科に属する魚類。変わった外見と動作が特徴の海水魚で、美味な食用魚でもある。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

ホウボウ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/19 13:36 UTC 版)

名詞

ホウボウ【魴鮄、竹麦魚】

1. カサゴ目ホウボウ科ホウボウ属に属する魚の一種。学名:Chelidonichthys spinosus。

翻訳

• ラテン語: milvus

Weblio日本語例文用例辞書

「 ホウボウ」の例文・使い方・用例・文例

• 分類によっては、ホウボウに限定され、さらにホウボウ亜科（真正ホウボウ）とキホウボウ亜科（装甲ホウボウ）に細分される
• カサゴ目ホウボウ科の標準属
• ホウボウの一種
• アメリカ産のホウボウ
• カサゴ目ホウボウ科の1属
• 大型のホウボウ
• いくつかの分類で、外装したホウボウを含むホウボウの亜科であると考えられる
• いくつかの分類における、Peristediinae亜族の標準属：キホウボウ
• セミホウボウ類
• カサゴ目セミホウボウ科の1属
• ホウボウという魚