フラワーライナー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/04 15:01 UTC 版)
フラワーライナーは、広島(広島バスセンター)と尾道(尾道駅前)・因島(因島総合支所前・土生港前)を結ぶ高速バスである。愛称名は、沿線にある尾道市因島フラワーセンターに由来する。
歴史
- 1996年3月18日 - 広島交通・中国バス・本四バス開発・因の島運輸の4社により運行開始、各社2往復の計8往復であった。
- 1998年7月18日 - 瀬戸田発着4往復の運行開始、運賃は2,500円であった(瀬戸田発着は後に廃止、現在はしまなみライナーに代替)
- 1999年5月2日 - 本四道路向東出入口閉鎖にともない、向島島内が国道317号線経由となる。
- 2003年2月1日 - 飲み物・おしぼりなどのサービスを廃止。
- 2006年
- 3月1日 - 平日14往復(うち3往復は尾道発着)・土曜休日16往復(うち5往復は尾道発着)に減便。
- 12月22日 - 旧・中国バスの事業廃止により、同社担当便を新・中国バス(両備ホールディングスの100%子会社)に移管。
- 2008年4月1日 - 収支の改善のため広島バスセンター - 尾道地区までの乗車料金を片道あたり200円、向島地区までを100円値上げ(因島島内は据え置き)。
- 2014年7月1日 - 運行本数が減便となり、平日が13往復(うち4往復が尾道発着)、土曜休日が15往復(うち6往復が尾道発着)になる。(すなわち広島 - 尾道間 1往復減、尾道 - 因島間 2往復減)
- 2017年2月14日 - 尾道発広島行き(中国バス担当便)が山陽道志和IC付近で火災事故を起こす。乗客乗員に怪我は無かった[1]。
- 2022年6月 - 因の島運輸の事業譲渡により、同社担当便を因の島バス(アサヒタクシー (広島県)系列)が継承。
運行会社
停車停留所
<広島バスセンター - 新白島駅 - 不動院 - 中筋駅 - 高坂BS> - <三成 - (尾道市内主要停留所) - 尾道駅前 - 千光寺下(長江口)- 二番潟 - 向島農協前 - 向島BS - 因島大橋 - 因島北IC入口 - (因島島内主要停留所) - 土生港前>
- クローズドドアシステムを採用しているため<停留所 - 停留所>でくくった中は発地側は乗車のみ、着地側は下車のみである。
- 高坂BSで、エアポートリムジン(広島空港〜福山駅前便)に接続している。高坂BSではエアポートリムジンとの乗り継ぎのみ可能で、下車して一般道に出ることはできない。
- 一部の便は尾道駅前発着、他の便はすべて土生港前発着である。
- 本四バス開発担当便のみ全国相互利用サービス対応のICカード(10カード)が利用可能(PASPYは利用不可)。
運行経路
- 広島市内 - 国道54号 - 広島IC - 山陽自動車道 - 尾道IC - 国道184号 - 尾道市内 - 国道2号 - 尾道大橋 - 国道317号 - 尾道市向島地域内 - 西瀬戸自動車道(しまなみ海道) - 尾道市因島地域内
車内設備
- 4列シート
- トイレ
おのみちうずしおロマン号
本路線開設と同日から、トモテツバス・芸陽バスによって「おのみちうずしおロマン号」という高速バス路線が大田橋(尾道市) - 広島バスセンター間に開設されていた。こちらは尾道側は山波・長江口(千光寺下)・尾道駅前のみ停車、山陽自動車道・広島東インターチェンジ・温品バイパス(現・広島高速1号線)経由、広島駅新幹線口 - 八丁堀 - 広島バスセンターの経路で運行されていた。トモテツ4・芸陽2往復の6便体制であった。尾道側での留置場所は、トモテツバス松永営業所(当時)だったが、当初は路線開設の許可が下りず、尾道市東端の大田橋まで運行し、福山市内は回送運転を行っていた。
- 1997年1月11日から「おのみちうずしおロマン号」は土曜・日曜・祝日のみ運行となる。芸陽バスはゆめタウン松永前まで、トモテツバスは沼隈町・内海町まで区間延伸。
- 1997年3月30日 芸陽バスが撤退。
- 1998年2月8日 路線廃止。 「おのみちうずしおロマン号」の減便・廃止分が、そのままフラワーライナーの増便となった。
脚注
- ^ “山陽道で高速バス炎上、乗客避難し無事 広島、一部通行止め”. 産経新聞社. (2017年2月14日) 2017年2月15日閲覧。
- ^ 広島交通高速乗合バス フラワーライナー
外部リンク
- 広島~尾道・因島線・フラワーライナー(広島交通・詳細な停留所など)
- フラワーライナー(中国バス公式サイト)
フラワーライナー
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「ちばフラワーバス」の記事における「フラワーライナー」の解説
特急:JR千葉駅 - 東金駅入口 - 成東車庫(千葉東金道路経由) 特急:千葉駅 - 東金中学校 - 求名駅 - 武射田 - 白幡四ツ角 - 成東車庫(バイパス・千葉東金道路経由) 特急:千葉駅 - 東千葉メディカルセンター - 東金駅入口 - 成東車庫(千葉東金道路経由) 千葉線の特急便に付与された愛称である。中間部で千葉東金道路を経由する。なお、当路線が設けられる前(1987年以前)は東金線(千葉線の当時の名称)と同じルートを急行として運行していた(東金急行線と呼称)。車両は旧・成東町の町木であるキョウチクトウの花が描かれた自家用タイプの車両が使用されている。 1987年2月26日:東金急行線(126号線経由)を千葉東金道路経由にして千葉中央駅 - 成東駅を開通。当時は千葉駅を非経由。 1993年12月16日:千葉中央駅 - 成東車庫 - 光町役場に延長する。成東駅折り返し便も車庫発着に変更。 1995年4月1日:フラワーバスに移管となる。 1996年12月1日:東金駅入口経由便をすべて成東車庫止まりとする。バイパス経由便(千葉中央駅 - 東中学校 - 求名駅 - 辺田 - 成東車庫)を開通。全便を千葉駅経由に変更。 2004年7月1日:武射田線(成東駅 - 家の子 - 砂押県道- 東中学校 - 砂押 - 求名駅/成東駅 - 白幡四ッ角 - 武射田 - 求名駅)の廃止に伴い、バイパス経由便を辺田経由から、武射田・白幡四ッ角経由に変更。ならびに、バイパス経由全便・東金駅入口経由便のほとんどが、JR千葉駅折り返しに短縮。 2006年7月16日:千葉東テクノグリーンパーク(東金工業団地)経由便を新設。 2008年3月16日:千葉中央駅バスターミナル発着便を廃止し、全便を千葉駅発着に変更。 2011年5月16日:平日の下り便に、東金駅入口経由の深夜バス(運賃倍額)を新設。 2012年3月16日:旭町停留所に停車扱い開始。 2014年4月1日 : 千葉東テクノグリーンパーク乗り入れ便を廃止。一部便の、東千葉メディカルセンターへの乗り入れを開始。
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