フォーサイド・ドット・コムとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 組織・団体 > 企業・法人 > 企業・法人 > 新宿区の企業 > フォーサイド・ドット・コムの意味・解説 

株式会社フォーサイド・ドット・コム


フォーサイド・ドット・コム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/02/03 04:14 UTC 版)

株式会社フォーサイド・ドット・コム
For-side.com Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報
JASDAQ 2330 2002年10月10日上場
本社所在地 〒163-6030
東京都新宿区西新宿6-8-1 住友不動産新宿オークタワー30階
設立 2000年3月31日
業種 情報・通信業
事業内容 コンテンツ事業、マスターライツ事業
代表者 代表取締役(CEO) 安嶋幸直
資本金 41億12百万円
売上高 単独61億26百万円
連結61億26百万円
(2009年12月期)
純資産 単独78億93百万円
連結78億93百万円
(2009年12月31日現在)
総資産 単独85億21百万円
連結85億22百万円
(2009年12月31日現在)
従業員数 単独107人 連結107人
(2009年12月31日現在)
決算期 12月31日
主要株主 安嶋幸直 23.17%
株式会社ホワイトマジック 6.34%
(2009年12月31日現在)
外部リンク www.for-side.com
  

株式会社フォーサイド・ドット・コム: For-side.com Co., Ltd.)は、主に携帯電話向けの音楽を中心としたコンテンツの配信サービス等を行う企業である。2000年3月31日設立。創業者は安嶋幸直代表取締役。2002年10月10日にジャスダック証券取引所上場。同年11月15日から音楽CDグラビアアイドルDVDなど物販事業を行っており、後者に関しては2005年10月24日からUSENが運営するGyaOにて一部の映像を提供している。自社単独スポンサーテレビ番組ラジオ番組(2006年10月1日から)の企画・製作も行っており、キャッチコピーは「一歩一歩を着実に」である。

目次

株価と歴史

一時は25万円付近まで上昇した株価も2004年の相場より低迷し、2005年3月18日に110,000円をつけた後、2008年以降は800円から4000円の間を推移している。2005年3月に500億円のMSCBの発行を決定し、その後の大きな株価下落傾向の原因となった。海外企業の買収においては、高値で買収した企業を安値で売却し、撤退するという傾向が見られる。稼ぎ頭となるはずだった消費者金融はいわゆるグレーゾーン金利撤廃などの経営環境の激変によって足を引っ張る結果となり、また海外進出を行ったものの一年で撤退する方針に転換するなど経営陣も迷走した。2006年12月期に国内単体事業への回帰を決定。そのため、同期の決算は大幅な損失を計上し、資本準備金全額を取り崩すと共に資本金約395億円のうち305億円の減資を行い繰越欠損の解消を図った。このような経緯により株価は急激に下落し、株主やアナリストなどからは厳しい評価を受けた。但し、見通しの悪くなった事業について撤退する判断力の早さとその後の無借金経営を評価する者もおり、経済産業省のHP上では「サービス業ベストプラクティス150選」として紹介されている。2007年12月期には自社株買い・配当の実施をすると発表。 2007年2月、「国内外の非中核事業からの撤退」や「国内モバイルコンテンツ事業への経営資源の集中」などを目的とした「2007年~2009年度For-sideグループ中期再生プラン」を発表。事業内容も、これまでの「着うた」や「デコメール」など2Gコンテンツの配信事業から、電子書籍を始めとする3Gコンテンツの配信事業へと変化していった。2009年7月に「2007年~2009年度For-sideグループ中期再生プラン」が完了。同年6月と12月には、自社株買い実施の発表を行うとともに、年間配当151円を実施した。 株価は2010年3月4日現在6,130円。

IR

同社は大幅な下方修正をともなった2005年10月期の決算発表をその年の株式市場が終了した大納会の後に開示したこともあった。2006年には「純利益」を「純損失」と表示していることに気がつかなかったロイターが同社の大幅増額修正の情報を誤配信してしまう事件もあった。2007年12月期の決算発表においては2007年2月28日の午前4時に決算遅延の開示を行い問題視された。2007年3月末の株主総会においては東洋経済の記事に関する株主の質問に関して安嶋社長が「UBS証券か、東洋経済のどちらかを必ず訴訟します」と発言。

アナリストの評価

いちよし経済研究所、三菱UFJ証券などのアナリストレーティングを停止している。理由としては、確度の高い業績予想をすることは困難であると判断したため。 その後、スマートフォンの急速な普及や電子書籍市場の拡大を背景に、2010年2月24日には日刊ゲンダイに「スマートフォンや電子書籍で成長期待」とする証券アナリストのコメントが掲載された。

マスコミ、経済誌の評価

マスコミ・経済誌などの評価は厳しい内容が多い。中でも東洋経済は、山田雄大記者を中心として、同社に対しては辛口の記事が多い。 2007年3月1日の四季報速報(山田雄大記者)に「これはもう経営とはいえない」という記事を書かれる。これは場中に発表されたため、株価は大きく下げた。また2007年4月19日、20日での日経新聞の記事において、「株券を刷って手にいれたような資金調達」「身の丈を超えた資金調達をした」と批判されたこともあった。2007年12月の5000万円の黒字計上にもテレビ東京系株式番組をはじめとして「フォーサイドの会計には不信感が強く、半信半疑だ」と辛らつなコメントもあった。

監査法人

同社の監査法人は上場以前から中央青山監査法人であった。しかし2006年4月11日付けのIRにて「公認会計士等の異動に関するお知らせ」が出され、それにより2006年4月28日付で監査法人がトーマツに変更されることが明らかになった。この変更は中央青山の辞退の申し入れ(理由不明)によるものであった。ジャスダックとはいえ上場企業の監査を降りたいと監査法人のほうから申し入れたことは異例中のことで様々な憶測を呼んだ。

海外子会社 i touch Holdings Ltd

これは欧州にあった子会社である。欧州地域の企業への投資は480億円にも及んだ。i touch元経営者をトップとする会社に76億円で売却。 2007年2月28日のIRによると特別損失337億円を出して売却

海外子会社 ビンディゴ・インク

これはアメリカにあった子会社である。(旧 Zingy,inc) 2009年2月19日のIRによると関係会社株式清算損 約13億3千万円の特別損失を出して解散

キャスコ

2005年にオリックスなどから100億円超をかけて消費者金融会社キャスコの過半数以上の株式を取得。2006年12月25日発表の4Q決算にてグレーゾーン金利撤廃の影響による利息返還損失引当金を計上。2006年12月にGaraxy Resource s Group Incに1億円で売却する。結果として110億円以上の資金を失った(オリックス等から120億円程度で買収して結局GRG社に1億円で売却したという意味で119億円である。2006年12月末のIRでは関係会社株式売却損約31億円という表記である)。2005年(平成17年)10月の買収からわずか1年あまりでの大損失という惨敗に終わった。

株主提案による安嶋社長ならびに川崎CFO解任議案

2007年3月30日の株主総会には株主提案により、安嶋社長と川崎CFOの解任決議案が提出された。2007年3月30日の株主総会にて否決された。

沿革

  • 平成12年 3月 東京都渋谷区に資本金1億円をもって株式会社フォーサイド・ドット・コムを設立、携帯電話向けコンテンツプロバイダー事業を開始
  • 平成12年 5月 本社事務所を東京都新宿区に開設
  • 平成12年 9月 NTTドコモ iモードでコンテンツ配信サービス開始
  • 平成12年12月 DDIポケット H”LINK及びfeel H”でコンテンツ配信サービス開始
  • 平成12年12月 本店登記を東京都新宿区西新宿四丁目3番12号に移転
  • 平成13年 1月 KDDI EZwebでコンテンツ配信サービス開始
  • 平成13年 2月 J-Phone J-SkyWebでコンテンツ配信サービス開始
  • 平成13年 2月 資本金を1億6,525万円に増資
  • 平成13年 3月 NTTドコモ M-Stageで音楽配信サービス開始
  • 平成13年 3月 DDIポケット Sound Merketで音楽配信サービス開始
  • 平成13年 9月 携帯電話向け着メロ検索ポータルサイト「For-side」のサービス開始
  • 平成13年 9月 資本金を2億525万円に増資
  • 平成13年10月 本社事務所を東京都新宿区西新宿八丁目5番1号に移転
  • 平成13年10月 資本金を2億8,465万円に増資
  • 平成14年 5月 電気通信事業法に基づく一般第二種電気通信事業を届出
  • 平成14年10月 ジャスダック市場に株式を上場、公募により資本金を6億4,802万5千円に増資
  • 平成14年10月 携帯電話向け待受画面検索サイト「壁ポ」のサービス開始
  • 平成14年12月 本社事務所を東京都新宿区西新宿六丁目10番1号に移転
  • 平成15年 8月 韓国に100%出資子会社「For-side.com KOREA Co.,Ltd.」設立
  • 平成15年 8月 米国に100%出資子会社「For-side.com.U.S.A.Co.,Ltd.」設立
  • 平成15年10月 英国に100%出資子会社「For-side.com.U.K.Co.,Ltd.」設立
  • 平成16年 4月 韓国においてICO Co.,Ltd.及びMcres Co.,Ltd.の株式を取得し子会社化
  • 平成16年 4月 公募により資本金を44億2万5千円に増資
  • 平成16年 5月 米国においてZingy,Inc. の株式を取得し子会社化
  • 平成16年 7月 米国に100%出資子会社「For-sidePlus.U.S.A.Co.,Ltd.」設立
  • 平成16年 7月 米国に100%出資子会社「For-sidePlus.U.K.Co.,Ltd.」設立
  • 平成16年 8月 米国においてVindigo,Inc. の株式を取得し子会社化
  • 平成16年 8月 公募により資本金を142億9,325千円に増資
  • 平成16年 9月 フランスにおいてMobivillage S.A. の株式を取得し子会社化
  • 平成16年 9月 米国に100%出資子会社「For-sidePlus.KOREA.Co.,Ltd.」設立
  • 平成16年10月 ノルウェーにおいてTelitas ASAの株式を取得し子会社化
  • 平成16年12月 日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 平成16年12月 株式会社オン・ザ・ラインの株式を取得し子会社化
  • 平成17年 2月 Telitas ASAが北欧大手テレビ3社と業務提携
  • 平成17年 4月 株式会社ハリケーンを吸収合併
  • 平成17年 6月 ベンチャーキャピタル「株式会社出資ドットコム」設立
  • 平成17年 6月 英国においてiTouch plcの株式を取得し子会社化
  • 平成17年 8月 株式会社パピレスとの業務・資本提携
  • 平成17年 9月 株式会社創通エージェンシーとの業務・資本提携
  • 平成17年10月 株式会社キャスコの株式を取得し子会社化
  • 平成17年10月 米国においてZingy,Inc. がパラマウントピクチャーズの映画作品のモバイル配信に関する契約を締結
  • 平成17年11月 Mobivilleage S.A.、iTouch Nordics ASA(旧Telitas ASA)を、欧州の海外子会社を統括する持株会社「iTouch Holdings,Ltd.」(旧For-side.com.EU.Co.,Ltd.)に再編し、「For-sidePlus.U.K.Co.,Ltd.」を解散
  • 平成18年11月 株式会社オン・ザ・ラインの全株式を売却
  • 平成18年12月 株式会社キャスコの株式を売却
  • 平成19年 2月 iTouch Holdings,Ltd.を売却
  • 平成19年 5月 資本金を90億1,710万円に減資
  • 平成19年 5月 SFプランニングの解散及び清算
  • 平成19年11月 自己株式の消却により発行済株式総数が2,334,923株となる
  • 平成20年8月 本社事務所を東京都新宿区西新宿六丁目8番1号に移転
  • 平成20年9月 Vindigo,Inc.(旧Zingy,Inc.)を解散
  • 平成21年5月 株主名簿管理人をみずほ信託銀行より住友信託銀行へ変更
  • 平成21年7月 中期再生計画の完了

制作協力・提供番組

基本的に関東ローカルで放送。※の番組はキー局(製作局)以外にもネット。スポンサーになった番組の一部は期間限定でインターネットテレビとして視聴可能であり、テレビドラマはYahoo!動画にて、グラビアイメージビデオはGyaOにて、それぞれ配信されている。2007年3月をもって自社単独スポンサーの番組は終了し、同年4月からポニーキャニオンと共同でスポンサー提供を行っている。

過去の制作協力・提供番組

特に断りがない限りはすべてテレビ東京で放送。映画の場合はすべてトルネード・フィルムとの共同製作。

For-side PLUS

For-side PLUS(フォーサイド・プラス)は、同社が運営・管理しているポータルサイトである。2004年7月開始。無料では「タダメロPLUS」やWindows Media Playerで視聴できる「タダカラ!OK?」やがある。そのほかの有料では、ほとんどがポイントサービスを採用しており、こちらを利用することでも様々なコンテンツを利用でき、またポイントは貯まる仕組みになっていた。大変管理が杜撰なサイトで千葉県在住の在日左翼「あまちシーゲル」とその転生ID「非国民のススメ」がサイト上で左翼活動をしていた。彼は現在mixiとモバゲータウンで「非国民♪」として参加している。又、「フリーダムレガシー」の複数ID「ユッチー」「ナミエマ」によるポイントの不正取得等問題も多発した。2006年夏、参加者の「めめっち」によって冤罪騒動が発生、被害者の「♪子うさぎましろ♪」さんに謝罪する事もなく彼女は日記削除による証拠隠滅を行った。それで被害者の怒りが大爆発し騒動に発展、大勢の会員が巻き込まれた。事態収拾のため「ころころ」氏が日記上に「めめっち」さんについて告発日記を書きそれを読んだ被害者の同郷の知人「NEWLAYZNER」が被害者の潔白を意見検索にて主張し騒動は落ち着いた。だが、めめっち騒動の傷は深く参加者が離れ同年12月26日午前11時15分をもってサービスを終了した。 その後参加者達はミクシイ、モバゲータウン、グリー等に移籍しコミュニティーも作り交流を続けている。

CM

2011年2月時点では、月間40誌程度のアーティストを起用した「ILoveMusicフルMode」について雑誌広告のみ行われている。2002年1月から2006年1月までテレビコマーシャルを放送しており、当時はグラビアアイドルを起用した「For-side PLUS」の宣伝(雑誌広告も含む)を行っていた。公式サイトでも配信されていたが2006年4月に終了した。

イメージキャラクター

外部リンク


フォーサイド

(フォーサイド・ドット・コム から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/16 05:16 UTC 版)

株式会社フォーサイド
Forside Co.,Ltd.
種類 株式会社
市場情報
東証スタンダード 2330
2002年10月10日上場
本社所在地 日本
東京都中央区日本橋室町三丁目3番1号E.T.S.室町ビル 8F
設立 2000年3月31日
業種 情報・通信業
法人番号 9290001059247
事業内容 株式等の保有を通じたグループ企業の統括及び管理等
代表者 代表取締役社長 大島正人
資本金 1000万円 (2023年12月31日現在)
発行済株式総数 37,687,704株(2023年12月31日現在)
売上高 連結48億17百万円
(2023年12月期)
営業利益 連結52百万円 (2023年12月期)
純利益 連結113百万円(2023年12月期)
純資産 連結15億75百万円
(2023年12月期)
総資産 連結44億48百万円
(2023年12月期)
従業員数 連結90人
(2023年12月期)
決算期 12月31日
主要株主 大島正人 13.61%
R-1第1号投資事業有限責任組合 8.51%
(2023年12月31日現在)
主要子会社 株式会社ブレイク
日本賃貸住宅保証機構株式会社
株式会社ポップティーン
株式会社AI Tech Solutions
関係する人物 安嶋幸直(創業者)
外部リンク https://www.forside.co.jp/
テンプレートを表示

株式会社フォーサイド: Forside Co.,Ltd.)は、主にクレーンゲーム機等のプライズゲーム用景品販売、不動産関連事業等を行う企業グループの持株会社である。

沿革

  • 2000年
    • 3月 - 東京都渋谷区株式会社フォーサイド・ドット・コムを設立、携帯電話向けコンテンツプロバイダー事業を開始
    • 5月 - 本社事務所を東京都新宿区に開設
    • 9月 - NTTドコモ iモードで映画音楽に特化したiモード向けの着信メロディー配信サービス「シネマ・メロッChu」を開始[1]
    • 12月 - DDIポケット H”LINK及びfeel H”でコンテンツ配信サービス開始
    • 12月 - 本店登記を東京都新宿区西新宿四丁目3番12号に移転
  • 2001年
    • 1月 - KDDI EZwebでコンテンツ配信サービス開始
    • 2月 - J-Phone J-SkyWebでコンテンツ配信サービス開始
    • 3月 - NTTドコモ M-Stageで音楽配信サービス開始
    • 3月 - DDIポケット Sound Merketで音楽配信サービス開始
    • 9月 - 携帯電話向け着メロ検索ポータルサイト「For-side」のサービス開始
  • 2002年
    • 5月 - 電気通信事業法に基づく一般第二種電気通信事業を届出
    • 10月 - ジャスダック市場に株式を上場、公募により資本金を6億4,802万5千円に増資
    • 10月 - 携帯電話向け待受画面検索サイト「壁ポ」のサービス開始
    • 11月 - グラビアアイドルDVD販売を開始
    • 12月 - 本社事務所を東京都新宿区西新宿六丁目10番1号に移転
  • 2003年
    • 3月 - PC向け有料動画配信サイト「For-side TV」を開設[2]
    • 8月 - 韓国に100%出資子会社「For-side.com KOREA Co.,Ltd.」設立
    • 9月 - 米国に100%出資子会社「For-side.com.U.S.A.Co.,Ltd.」設立
    • 10月 - 英国に100%出資子会社「For-side.com.U.K.Co.,Ltd.」設立
    • 11月 - DVDレーベル「ゲットオーバー」を立ち上げ、音楽DVD発売
  • 2004年
    • 4月 - 韓国においてICO Co.,Ltd.及びMcres Co.,Ltd.の株式を取得し子会社化
    • 5月 - 米国においてZingy,Inc. の株式を取得し子会社化
    • 7月 - 米国に100%出資子会社「For-sidePlus.U.S.A.Co.,Ltd.」設立
    • 7月 - 米国に100%出資子会社「For-sidePlus.U.K.Co.,Ltd.」設立
    • 8月 - 米国においてVindigo,Inc. の株式を取得し子会社化
    • 8月 - 公募により資本金を142億9,325千円に増資
    • 9月 - フランスにおいてMobivillage S.A. の株式を取得し子会社化
    • 9月 - 米国に100%出資子会社「For-sidePlus.KOREA.Co.,Ltd.」設立(2007年7月解散)
    • 10月 - ノルウェーにおいてTelitas ASAの株式を取得し子会社化
    • 12月 - 日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
    • 12月 - 株式会社オン・ザ・ラインの株式を取得し子会社化(2006年11月全株式売却)
  • 2005年
    • 4月 - 株式会社ハリケーンを吸収合併
    • 6月 - ベンチャーキャピタル「株式会社出資ドットコム」設立
    • 6月 - 英国においてiTouch plcの株式を取得し子会社化
    • 8月 - 株式会社パピレスとの業務・資本提携
    • 9月 - 株式会社創通エージェンシーとの業務・資本提携
    • 9月 - 音楽レーベル「get over the records」を立ち上げ、音楽CD発売
    • 10月 - 株式会社キャスコの株式を取得し子会社化(2006年12月株式を売却)
    • 10月 - 米国においてZingy,Inc. がパラマウントピクチャーズの映画作品のモバイル配信に関する契約を締結
    • 11月 - Mobivilleage S.A.、iTouch Nordics ASA(旧Telitas ASA)を、欧州の海外子会社を統括する持株会社「iTouch Holdings,Ltd.」(旧For-side.com.EU.Co.,Ltd.)に再編し、「For-sidePlus.U.K.Co.,Ltd.」を解散
  • 2006年
    • 11月 - 株式会社オン・ザ・ラインを売却
    • 12月 - 株式会社キャスコを売却
  • 2007年
    • 2月 - iTouch Holdings,Ltd.を売却
    • 5月 - 資本金を90億1,710万円に減資
    • 5月 - 株式会社SFプランニングの解散及び清算
    • 7月 - For-sidePlus.KOREA.Co.,Ltd.を解散
  • 2008年
    • 8月 - 本社事務所を東京都新宿区西新宿六丁目8番1号に移転
    • 9月 - Vindigo,Inc.(旧Zingy,Inc.)を解散
  • 2009年
    • 3月 - 資本金を49億1,450万円に減資
    • 8月 - 豪州において子会社「For-side.com.AU.PTY.,Ltd」設立(2014年12月解散)
    • 12月 - 英国において「Mobcast Service,Ltd.(旧Spoken Entertainment,Ltd.)」に出資(2012年9月に株式売却)
  • 2010年
    • 1月 - NTTドコモにおいて、総合電子書籍サイト『ibooks store』の配信サービスを開始
    • 2月 - モバイルWEB版電子書籍サイト「E-BOOKS&COMICS」(www.mobi-book.com)サービス開始
    • 2月 - BlackBerry向け電子書籍ストアアプリ「E-BOOKS&COMICS」を米国・日本でサービス開始
    • 2月 - iPhone向け電子書籍ストアアプリ「E-BOOKS&COMICS」を世界29ヶ国でサービス開始
    • 2月 - Android向け電子書籍ストアアプリ「E-BOOKS&COMICS」を米国・日本でサービス開始
  • 2011年
    • 4月 - 株式会社フォーサイド・ドット・コムから株式会社SmartEbook.comに商号変更
    • 5月 - 東日本大震災の影響を受け、本社機能を福岡県福岡市博多区祇園町4-2に移転
  • 2012年
    • 4月 - 本店所在地を東京都新宿区から福岡県福岡市に変更
    • 5月 - 中国において子会社「丝玛伊布克信息科技(上海)有限公司」設立(2015年清算結了)
    • 7月 - インドにおいて「Indo SmartEbook.com Private Limited」設立(2014年8月売却)
    • 9月 - Mobcast Service,Ltd.の株式を売却
  • 2013年
    • 5月 - ベトナムにおいて「SmartEbook.com Vietnam Company Limited」設立。
    • 5月 - メキシコにおいて「SmartEbook.com Mexico, S.de R.L.de C.V.」設立(2015年清算結了)
    • 8月 - インドネシアにおいて「PT.SMARTEBOOKCOM INDONESIA」設立
  • 2014年
    • 8月 - 「Indo SmartEbook.com Private Limited」を売却
    • 11月 - 株式会社フォーサイドブック(現:株式会社ポップティーン )を新設分割し、持株会社体制へ移行
    • 11月 - 資本金を1億円に減資
    • 12月 - 株式会社デジタリオの株式を取得し子会社化(2016年9月売却)[3]
    • 12月 - 「For-side.com.AU.PTY.,Ltd」を解散
  • 2015年
    • 1月 - 本店所在地を福岡県福岡市から東京都中央区に変更。
    • 1月 - 株式会社フォーサイド・ペイメントゲートウェイを設立(2016年2月、株式会社クレディエンスに吸収合併)
    • 3月 - 「SmartEbook.com Mexico, S.de R.L.de C.V.」を解散
    • 4月 - 株式会SmartEbook.comから株式会社フォーサイドに商号変更
    • 4月 - 株式会社フォーサイドブックを株式会社モビぶっくに社名変更。
    • 4月 - 糸瑪伊布克信息科技(上海)有限公司を解散
    • 4月 - フォーサイドエンタテイメント株式会社を設立
    • 11月 - フォーサイドリアルエステート株式会社を設立
    • 11月 - 株式会社クレディエンスの株式を取得し子会社化[4]
  • 2016年
    • 2月 - 株式会社クレディエンスを存続会社とする吸収合併方式にて株式会社フォーサイドペイメントゲートウェイを解散
    • 9月 - 株式会社デジタリオの株式をトライアンフコーポレーションへ売却
  • 2017年
    • 2月 - 株式会社クレディエンスをフォーサイドフィナンシャルサービス株式会社に、フォーサイドエンタテイメント株式会社をフォーサイドメディア株式会社に、それぞれ社名変更。
    • 3月 - アドアーズ株式会社(現:株式会社KeyHolder)の子会社であった株式会社ブレイクの株式を取得し子会社化[5]
    • 4月 - 「PT.SMARTEBOOKCOM INDONESIA」を解散
    • 7月 - 日本賃貸住宅保証機構株式会社の株式を取得し子会社化
    • 12月 - 「SmartEbook.com Vietnam Company Limited」を解散
  • 2019年
    • 3月 - 日本賃貸住宅保証機構株式会社の株式を追加取得し完全子会社化
    • 6月 - フォーサイドフィナンシャルサービス株式会社が音楽レーベル「BABYTRACKS」を買収し、本音楽レーベルの管理・運営にくわえ、新たなアーティストやアイドルの育成・マネージメントを目的とする子会社「株式会社マーベラスアーク」を設立[6]
    • 7月 - フォーサイドメディア株式会社を設立
    • 8月 - 布雷克商貿(昆山)有限公司を設立
  • 2020年12月 - 日本賃貸住宅保証機構株式会社を存続会社とする吸収合併方式にてフォーサイドリアルエステート株式会社を解散
  • 2021年
    • 4月 子会社の株式会社フォーサイドメディアが手がける映像制作事業を、KeyHolder傘下で広告業のallfuz(東京都渋谷区)に譲渡する
    • 6月 - 株式会社角川春樹事務所と資本業務提携[7]
    • 7月 - 角川春樹事務所の子会社株式会社ホールワールドメディアの株式51%を取得し、子会社化[8]
    • 4月 - 株式会社モビぶっくを株式会社ポップティーンに社名変更。
    • 8月 - 子会社の株式会社ポップティーンが、株式会社角川春樹事務所の「Popteen」事業の譲り受ける[9]
  • 2023年
    • 1月 - 株式会社マーベラスアークを株式会社クール・ジャパンに譲渡[10]
    • 1月 - フォーサイドフィナンシャルサービス株式会社を大原錬氏に譲渡[11]
    • 3月 - 株式会社ホールワールドメディアの株式を譲渡[12]
  • 2024年
    • 1月 - 株式会社ポップティーンを存続会社とする吸収合併方式にてフォーサイドメディア株式会社を解散[13]
    • 2月 - 株式会社AI Tech Solutionsを設立

子会社

  • 株式会社ブレイク - プライズ事業、イベント事業
  • 日本賃貸住宅保証機構株式会社 - 不動産関連事業
  • 株式会社ポップティーン - ティーン向けファッション誌「Popteen」の発行、電子書籍配信サイト「モビぶっく」の運営、オウンドメディア「Very good」の運営
  • 株式会社AI Tech Solutions - AIを活用したエンターテイメントツールの開発、DXを活用した事業活動効率化ツールの開発、AI導入支援

過去の子会社

  • 株式会社オン・ザ・ライン
  • i touch Holdings Ltd - これは欧州にあった子会社である。欧州地域の企業への投資は480億円にも及んだ。i touch元経営者をトップとする会社に76億円で売却。 2007年2月28日のIRによると特別損失337億円を出して売却
  • ビンディゴ・インク - これはアメリカにあった子会社である。(旧 Zingy,inc)2009年2月19日のIRによると関係会社株式清算損 約13億3千万円の特別損失を出して解散
  • キャスコ - 2005年にオリックスなどから100億円超をかけて消費者金融会社キャスコの過半数以上の株式を取得。2006年12月25日発表の4Q決算にてグレーゾーン金利撤廃の影響による利息返還損失引当金を計上。2006年12月にGaraxy Resource s Group Incに1億円で売却する。結果として110億円以上の資金を失った(オリックス等から120億円程度で買収して結局GRG社に1億円で売却したという意味で119億円である。2006年12月末のIRでは関係会社株式売却損約31億円という表記である)。2005年(平成17年)10月の買収からわずか1年あまりでの大損失という惨敗に終わった。
  • 株式会社マーベラスアーク - タレントやアーティストのマネージメント、プロデュース
  • フォーサイドフィナンシャルサービス株式会社 - 投資銀行事業
  • フォーサイドメディア株式会社 - 出版事業

株価と歴史

一時は25万円付近まで上昇した株価も2004年の相場より低迷し、2005年3月18日に110,000円をつけた後、2008年以降は800円から4000円の間を推移している。2005年3月に500億円のMSCBの発行を決定し、その後の大きな株価下落傾向の原因となった。海外企業の買収においては、高値で買収した企業を安値で売却し、撤退するという傾向が見られる。稼ぎ頭となるはずだった消費者金融はいわゆるグレーゾーン金利撤廃などの経営環境の激変によって足を引っ張る結果となり、また海外進出を行ったものの一年で撤退する方針に転換するなど経営陣も迷走した。2006年12月期に国内単体事業への回帰を決定。そのため、同期の決算は大幅な損失を計上し、資本準備金全額を取り崩すと共に資本金約395億円のうち305億円の減資を行い繰越欠損の解消を図った。このような経緯により株価は急激に下落し、株主やアナリストなどからは厳しい評価を受けた。但し、見通しの悪くなった事業について撤退する判断力の早さとその後の無借金経営を評価する者もおり、経済産業省のHP上では「サービス業ベストプラクティス150選」として紹介されている。2007年12月期には自社株買い・配当の実施をすると発表。

2007年2月、「国内外の非中核事業からの撤退」や「国内モバイルコンテンツ事業への経営資源の集中」などを目的とした「2007年~2009年度For-sideグループ中期再生プラン」を発表。事業内容も、これまでの「着うた」や「デコメール」など2Gコンテンツの配信事業から、電子書籍を始めとする3Gコンテンツの配信事業へと変化していった。2009年7月に「2007年~2009年度For-sideグループ中期再生プラン」が完了。同年6月と12月には、自社株買い実施の発表を行うとともに、年間配当151円を実施した。

しかし電子書籍事業への構造転換は順調には進んでおらず、2009年12月期以降売上高は大幅に減少。2012年12月期の連結売上高は2009年12月期の10分の1以下の約4.5億円まで落ち込み、2010年12月期から3期連続で10億円以上の純損失を計上することとなった。配当も2011年12月期以降は無配となっている。

2014年10月にR-1第1号投資事業有限責任組合が安嶋幸直氏持分の一部及び株式会社ワイズメンドットコム持分の全部を取得する形で公開買い付けを実施し、代表取締役 は安嶋幸直から假屋 勝へ交代となり、安嶋幸直は会社を去った

2016年12月期第 2四半期決算で7年ぶりに営業利益および四半期純利益において黒字化となり、経営状態が改善してきている。

制作協力・提供番組

基本的に関東ローカルで放送。※の番組はキー局(製作局)以外にもネット。スポンサーになった番組の一部は期間限定でインターネットテレビとして視聴可能であり、テレビドラマはYahoo!動画にて、グラビアイメージビデオはGyaOにて、それぞれ配信されている。2007年3月をもって自社単独スポンサーの番組は終了し、同年4月からポニーキャニオンと共同でスポンサー提供を行っている。

過去の制作協力・提供番組

特に断りがない限りはすべてテレビ東京で放送。映画の場合はすべてトルネード・フィルムとの共同製作。

For-side PLUS

For-side PLUS(フォーサイド・プラス)は同社が運営・管理するポータルサイトで、2004年7月にサービス提供を開始する。コンテンツには「タダメロPLUS」やWindows Media Playerで視聴できる「タダカラ!OK?」など無料サービスとポイントを貯蓄して利用する有料サービスがあった。しかし、このポイント目当てで利用者が特に意味もない投稿をしたり、回答を続け、その後ポイント制限がかけられ、「意見検索」システムは下火に。そののち、2006年12月25日をもってこのポータルサイトは終了した。

CM

2002年1月から2006年1月までテレビコマーシャルを放送しており、当時はグラビアアイドルを起用した「For-side PLUS」の宣伝(雑誌広告も含む)を行っていた。公式サイトでも配信されていたが2006年4月に終了した。

イメージキャラクター

出典

  1. ^ フォーサイド、iモード向け映画音楽の着メロサイト”. k-tai.watch.impress.co.jp. 2022年12月4日閲覧。
  2. ^ フォーサイド、PC向け有料動画配信サイト「For-side TV」を開設”. internet.watch.impress.co.jp. 2022年12月4日閲覧。
  3. ^ SmartEbook.com<2330>、IT技術者派遣のデジタリオを子会社化 | M&A Online - M&Aをもっと身近に。”. maonline.jp. 2022年12月4日閲覧。
  4. ^ フォーサイド<2330>、貸金業者を子会社化 | M&A Online - M&Aをもっと身近に。”. maonline.jp. 2022年12月4日閲覧。
  5. ^ フォーサイド<2330>、アミューズメント機器用景品メーカーのブレイクを子会社化 | M&A Online - M&Aをもっと身近に。”. maonline.jp. 2022年12月4日閲覧。
  6. ^ 音楽レーベル「BABYTRACKS」の買収及び新子会社設立のお知らせ”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年12月4日閲覧。
  7. ^ 株式会社角川春樹事務所との資本業務提携に関するお知らせ”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年12月4日閲覧。
  8. ^ フォーサイド<2330>、角川春樹事務所から女子中高生向けファッション誌「Popteen」事業を取得 | M&A Online - M&Aをもっと身近に。”. maonline.jp. 2022年12月4日閲覧。
  9. ^ 当社連結子会社における事業譲受及び株式会社ホールワールドメディアの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年12月4日閲覧。
  10. ^ フォーサイド<2330>、タレントマネジメントのマーベラスアークをクール・ジャパンに譲渡 | M&A Online - M&Aをもっと身近に。”. maonline.jp. 2023年1月12日閲覧。
  11. ^ フォーサイド<2330>、金融子会社のフォーサイドフィナンシャルサービスを大原錬氏に譲渡”. M&A Online. 2023年1月12日閲覧。
  12. ^ 特別利益の計上に関するお知らせ 2023年5月12日(適時開示)”. 日本経済新聞 電子版. 2023年5月13日閲覧。
  13. ^ フォーサイド、連結子会社のポップティーン、フォーサイドメディア間で吸収合併へ”. M&Aニュース (2023年11月13日). 2023年11月16日閲覧。

外部リンク




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「フォーサイド・ドット・コム」の関連用語

フォーサイド・ドット・コムのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



フォーサイド・ドット・コムのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ZDNetZDNet
Copyright ASAHI INTERACTIVE, Inc. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのフォーサイド・ドット・コム (改訂履歴)、フォーサイド (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS