フェラーリ三姉妹
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 14:27 UTC 版)
星月・フェラーリ(ほづき・フェラーリ) 声 - 日高里菜 本作の主人公。フェラーリ三姉妹の三女。13歳。中学生。イタリア人と日本人のハーフ。父・夏至生の元で暮らしている。 金魚が大好きで、ピッコロッソという名前の金魚を飼っている。 内向的な性格で優柔不断だが、いざという時には大胆な行動力を発揮する。父親と同じく科学が得意で、天才的なエンジニア。学校に通わずに、自宅に引き篭もって機械いじりをしていることが多い上、常に工具を持ち歩いている。自宅地下には多数の発明品が置いてあるようで、原動機付自転車のメディオロッソ、金魚型のパワードスーツ、金魚型の飛行艇・ガリレオ号を作った。 金魚型の枠にはまった砂時計のような物をペンダントとして身に着けている。 離れ離れになってしまった家族の絆を取り戻したいと切に願っている。父の影響で日本が好きであり、部屋には提灯などが飾られ、金平糖やどら焼きを食べる。姉妹の中では唯一漢字も読める。ガリレオ号に食器は5セット用意したのに菓子以外の食料や着替えを積んでいなかったという少々抜けたところもある。 葉月のことは「ハー姉(ねぇ)」、神月のことは「カー姉(ねぇ)」と呼んでいる。 好物はどら焼き、ガリレオ号にも常備している。 神月・フェラーリ(かづき・フェラーリ) 声 - 大久保瑠美 フェラーリ三姉妹の次女。17歳。高校生。母・シルヴィアの元で暮らしている。 感情を表に出さない仏頂面で普段は何事にも冷めた態度を取る皮肉屋だが、実は気弱で心配性。運動神経抜群で少林寺拳法が得意であり、大柄の男性相手でも打ち負かすほど、料理もできるが、人付き合いは苦手。ガリレオの遺産を巡る騒動の現実を受け入れられず、星月の才能も異端児のごとく毛嫌い(機械油の臭いを嗅いだだけで星月を想起するほど)、姉妹間でも一人孤立している。しかし、本心では家族を大切に思っているうえ、不器用な自分に悩んでいた。その思いから、星月が倒れた際には自らがガリレオ号の操縦を担当した。携帯電話には彼氏とうかがえる少年の写真が待ち受け画面になっていたが、ガリレオ号での旅を経て家族の絆が深まったうえ、裁判の際には傍聴席の彼に目を背けられたこともあり、最終話で旅立つ際には携帯電話を投げ捨てている。 一人称は「神月」「私」。星月のことは「ホッチビ」、葉月のことは「ハヅ姉(ねぇ)」と呼んでいる。 葉月・フェラーリ(はづき・フェラーリ) 声 - 真堂圭 フェラーリ三姉妹の長女。20歳。一人暮らしの大学生。 奔放かつ直情的で勝気な性格。辛辣な言葉を発するが、正義感が強く、妹想いで人情家。法学部に所属しており、将来の夢は検事で、会話の中でも何かと法律関係のことを持ち上げることが多いが、成績は最下位らしい。背丈もプロポーションも三姉妹中最高だが、生活態度だけは最低で料理も苦手。 星月のことは「ホッチィ」、神月のことは「カッキー」、シルヴィアのことは「シルヴィー」、アンナのことは「アンヘド」、ブラック・ガニメデ団のことは「ブラガニ」と往々にして愛称や略称で呼ぶ。 ガリレオ号での旅を経て知ったシシーニョの人となりやアドニムーンの正体に、正義感や法律だけでは世界を糾せないことを知った。
※この「フェラーリ三姉妹」の解説は、「ガリレイドンナ」の解説の一部です。
「フェラーリ三姉妹」を含む「ガリレイドンナ」の記事については、「ガリレイドンナ」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書からフェラーリ三姉妹を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からフェラーリ三姉妹を検索
- フェラーリ三姉妹のページへのリンク