三姉妹の同行者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 14:27 UTC 版)
アンナ・ヘンドリックス 声 - 井上麻里奈 出版社の編集者を名乗る24歳の女性。自称「ガリレオマニア」で、ガリレオの遺品に魅了されており、彼に関する知識も豊富。星月の飛行艇に「ガリレオ号」という名前を付けた張本人。ミルトンの失楽園に隠された暗号から、ガリレオとの非公開対話文を発見した。探究心と行動力に満ち溢れており、フェラーリ三姉妹を助けるためには身の危険をもいとわない。ブラック・ガニメデ団の襲撃をきっかけとして三姉妹に協力する反面、彼女たちのいない隙をついてガリレオ号内を捜索するなど、怪しい行動も取る。 その正体は「メシェ」のスパイで、裏でロベルトと繋がっており、定時的に報告を行っていた。だが、三姉妹との長旅を通じて情が移ってしまい、任務の目処がつき次第彼女たちを処分しなければいけない自身の立場とそうしたくない心情で、板挟みになる。6枚目のスケッチが発見された後、ロベルトが6枚全てのスケッチを回収しようと現れた際には三姉妹へ正体を明かしたが、彼の命に背き三姉妹を逃がす。その後はアドニムーンへ監禁されていたが、シルヴィアにより助けられた。旅立っていくフェラーリ家のガリレオ号を建物の屋上で見送る際の描写から、見送った後にはその場で逮捕されたことがうかがえる。 グランデロッソ 声 - 久野美咲 星月がガリレオ号と共に製作した、ガリレオ号のナビを務めるA.I.。外部の情報収集も可能。GUIの姿は金魚のホログラフィックで、呼び出されるとコンピューター本体から飛び出し、操縦室の空中を泳ぐように投影される。人語を解し、「ギョポーン」という言葉で登場する。星月がテオをガリレオ号に招いた際は「男の子を連れ込んだ」と茶化し、歌を歌える、関西弁でも喋れるなどと、ユーモラスで多芸。引っ込み思案な星月にとっては、唯一の友達でもある。 ピッコロッソ 星月が飼育している金魚(琉金)。家が倒壊した際に金魚鉢から投げ出されたが、星月に助けられた後はガリレオ号の操縦室にて球状の金魚鉢で飼育されていた。しかし、物語の途中でメカ金魚にすり替わっており、その中にはガリレオテゾロが隠されていた。
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