ファノヴァール家の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/09/17 10:09 UTC 版)
「火の国、風の国物語」の記事における「ファノヴァール家の関係者」の解説
エレナ・ファノヴァール アレスの義妹。15歳。黒いショートヘアの美少女で、快活で物怖じしない強気な性格。元々はファノヴァール家に仕える騎士の娘であり、父が戦死した際に養子としてアレスの父に引き取られた。緑神アトラスに仕える神官で、白魔術の使い手。アレスが伯爵位を返上し近衛騎士になった際、アレスの従軍神官になった。 イザーレ・フェルドスティン アレスに仕える老齢の元近衛騎士。火を操る黒魔術師。政治に疎いアレスに替わりレストニア領の政治の一切を取り仕切っており、執政官のような立場にある。非常に口が達者で、アレスの戦いの師であることもあり、アレスは頭が上がらない。 ガルムス アレスの従者のドワーフ。巨大な戦斧を軽々と振り回して戦う。他人の下に付く事を良しとしないドワーフとしては珍しい存在と言える。従者と言う立場上、基本的にアレスの指示には従うが、その言葉遣いにあまり敬意は含まれていない。 レオン レストニア近隣の領地ガザーブを治める、ガザーブ伯の息子。16歳。剣術に自信を持っていたが、クラウディアの命令でガザーブ伯の執政を改めにきたアレスに完敗、アレスへの復讐と自身を鍛えるために身分を隠して解放軍に身を投じる。しかし、王国軍との戦闘でろくに活躍できぬままに重傷を負い、エレナの治療で一命を取り留める。その後、アレスから剣術を学ぶためにアレスの従者となる。 ウォルナー 騎士見習い時代にアレスが仕えていた老齢の元騎士。アレスの騎士道の師と言える人物で、自身も騎士道の鏡と評される。戦での傷が元で脚が不自由になり、近年は車椅子を使用している。現在は緑神アトラスの神官となり、人里離れた自宅で隠居生活を送っている。ジェレイドの依頼を受け、ジェレイドとアレスを引き合わせ会談の場を持たせたり、挫折したアレスに父の過去を話すなど重要な役割を担っている。 ローラン・ビンター アレスの同僚で、解放軍との戦いにおいては副官を勤めた近衛騎士。22歳。騎士らしかぬ長髪で、女癖も悪い。有力貴族の三男で、親のコネで近衛騎士になることができた。剣術も馬術も人並みだが処世術に長け、一兵卒にも人気がある。 ヴェリック 農民出身の行商人。妻と3人の子供を持つ中年の男。第四次シエゴラス戦役にて、家族を北の侵略から守ろうと決死隊に参加する。北の傭兵相手に地理を生かした采配で決死隊の善戦の立役者となるが、北の傭兵団〈紅月団〉の前に敗走、全滅寸前のところをアレスらに助けられる。
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