ピクシー小隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 16:00 UTC 版)
「マクロスFの登場人物」の記事における「ピクシー小隊」の解説
クラン・クラン (Klan Klang) 声 - 豊口めぐみ ゼントラーディの女性で構成されるピクシー小隊の隊長。2040年生まれの19歳。マイクローン時の身長は146cm。階級は大尉。搭乗機は真紅のクァドラン・レア。 巨人時はグラマラスな女性だが、マイクローン化すると遺伝子異常により肉体や声、性格が幼くなる。平時はフロンティア内にある大学に通う。ミハエルとは幼馴染で、ひそかに好意を抱いているが、互いに素直になれず、しばしば反発しあう間柄となっている。 第一次星間大戦期、最初に地球人側に付いたゼントラーディの末裔で、一族の戦士としての誇りを受け継いでおり、戦争終結後も文化的な生活に適応できずに無差別な破壊活動を続ける同胞たちを、一族の恥として嫌悪している。 ミハエルの死後、巨人状態でVF-25用のスーパーパックを使用して戦い(通称アーマード・クラン)、S.M.S.離反時はミハエルの仇討ちのために新統合軍に残る。ミハエルを失って以降は形見の眼鏡をお守り代わりにする。バジュラ本星における決戦では、クァドランを撃墜されたあとにマイクローンとなってミハエルの形見であるVF-25Gを操縦し、ライフルをアルトに託す。 劇場版 - 年齢設定が2041年生まれの18歳に変更され、アルトたちの1年先輩として美星学園に通い、生物学を研究する生徒として登場する。『サヨナラノツバサ』におけるアルカトラズの慰問ライブではベースを担当する。 少女漫画版 - 劇場版同様、美星学園の生徒として登場する。 制作・備考 - ミハエルに「幼馴染設定」を付加して生み出されたキャラクター。マイクローン化すると幼くなるという設定は、吉野が雑談のなかで冗談のつもりで発案したのが始まりで、本来は整合性を欠いた設定でありながら、「遺伝子が不器用」の一言でスタッフからも受け入れられたという。単体で主人公になれるような設定をもった極端に目立つ存在であることから、あえて初登場を第4話まで遅らせている。 ネネ・ローラ 声 - 平野綾 桃色のロングヘアーが特徴の長身女性。おっとりとした性格で、争いを好まないようである。クランを「お姉様」と呼び、慕う。S.M.S.離反時はクランとともに新統合軍に残る。 ララミア・レレニア 声 - 大村歌奈 赤いショートヘアーと鋭い目付きが特徴の、ボーイッシュな女性。バジュラ準女王が率いる大群との戦いで、バジュラ(大)からビーム砲の直撃を受け戦死する。 テレビ版漫画 - 死亡の描写はない。 テレビ版小説 - ピクシー小隊のメンバーやアルトに対し、次の長距離フォールド後に結婚退職する予定であることを語る。その後、テレビ版と同様に死亡する。 劇場版 - 『サヨナラノツバサ』において、最終決戦前にネネとともに1カット姿が描かれる。戦後、S.M.S隊員らが集合している場面には、ふたりの姿が描かれていない。
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