ピクスマップと描画領域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/19 17:13 UTC 版)
「X Window System コアプロトコル」の記事における「ピクスマップと描画領域」の解説
ピクスマップとは、描画に使われるメモリ領域である。ピクスマップの内容がそのままウィンドウとして表示されるわけではなく、ピクスマップの内容(の一部)がウィンドウに転送されたり、逆にウィンドウからピクスマップに内容が転送されたりする。これによりダブルバッファリングなどの技法が可能となっている。ウィンドウ上で可能なグラフィカルな操作の多くは、ピクスマップ上でも可能である。 ウィンドウとピクスマップを総称して「描画領域; drawables」と呼ぶ。描画領域の内容データはサーバ側に置かれる。クライアントはサーバに対して描画領域の内容を転送してもらうこともできるし、逆に内容をサーバに送ることもできる。
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