ビーメラ星
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銀河間空間に存在する惑星。[昆虫型のヒューマノイドによる社会が構成されているが、現在ではガミラスの支配下に置かれ、ガミラスの傀儡と化した女王による恐怖政治が行われている。
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ビーメラ星
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「宇宙戦艦ヤマトシリーズの天体」の記事における「ビーメラ星」の解説
『宇宙戦艦ヤマト』 第16話に登場する。昆虫型のヒューマノイドが住み、ガミラス帝国の傀儡である女王が支配する惑星。(BEE奴等星) ビーメラ星人は、二足歩行の知的生命体で、肌の色は緑色、頭部には触角のような物があり無毛であるが、白髪も存在する。女王のみ黒髪である。背中には羽がある。蜂のような人種で、身体にはローヤルゼリーと呼ばれる成分がふんだんに含まれているとアナライザーは分析している。アリやハチの巣を思わせる場所に集団で暮らしている。衣服は、女王は黄色の襟巻きと赤と黒のストライプのドレス。女王の支配体制に近い者は黄色か、黒と黄色のストライプの手袋を着用している。民衆は黄色の腰巻きと、黒と黄色のストライプのブーツか素足である。 ビーメラ星の政治体制は、ガミラスの傀儡である女王が支配する独裁体制となっており、ガミラスにローヤルエキスを納入(納税)することで体制維持が約束されているため、同族の身体からエキスを搾り取る描写がある。500日ごとに訪れるガミラスのタンカーロケットは、女王の支配と権威の象徴となっている。女王の親衛隊的な武装組織が存在し、構成員は赤色の上着を着用している。武装は槍やボウガンなど。タンカーロケット到着時には歓迎式典のような行事の描写があり、楽器による音楽が奏でられている。 『宇宙戦艦ヤマト2199』 第16話に登場する。旧作とは設定が大きく異なっている。旧作においてビーメラ星と呼ばれた惑星は「ビーメラ4」という名称になっており、ビーメラ星系の第4惑星という設定である。なお、バラン星からは約3万光年離れた位置に存在する。 地球に非常に近い環境を有しており、地球人類の居住が可能。この結果を受けて、ヤマト艦内のイズモ計画派がこの惑星を第二の地球とするために反乱を起こした。 約400年前、イスカンダルが救済のために訪れたらしく、シェヘラザードとよく似た形状の宇宙船の残骸が存在する。しかし、ビーメラの文明は約330年前に滅び、現在では遺跡が残るのみとなっている。遺跡の内部には、イスカンダルからもたらされたと思われる波動コアが祭られていた。 ビーメラ人は旧作同様、昆虫に似た二足歩行の知的生命体である。現在では死に絶え、ミイラ化した死体が遺跡内に多数横たわっている状態だが、触覚や翅などの身体的特徴が見て取れる。一部のビーメラ人は剣を握っており、戦争があったことを窺わせる。 なお、ビーメラ星系から30光年ほど離れた場所には、先史文明アケーリアスが残したワープネットワークの入り口である「亜空間ゲート」とそれを制御する「システム衛星」が存在している。 むらかわみちおの漫画版では、正式名称が「ボルゾン」となっている。むらかわのインスタグラムでの発言によると、由来は石津嵐による旧作の小説版に登場するボルゾンであるとされる。
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