バリエーションと変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/22 08:59 UTC 版)
「プジョー・203」の記事における「バリエーションと変遷」の解説
当初のバリエーションは4ドアベルリーヌ(セダン・戦前からのプジョーの伝統に従い、スライディングルーフもオプション装備可能)・4ドアデクブラブル(窓枠を残し幌のルーフがオープンになる4ドアカブリオレ)の2種類であったが、戦後の混乱が収束するにつれバリエーションが増やされた。まず1950年にホイールベースが20cm延長された5ドアのブレーク(ワゴン)が、次いで 1951年に2ドアカブリオレ、1952年には2ドアクーペが追加された。1952年にはエンジン出力が42馬力から45馬力に引き上げられ、最高速度は115km/hから120km/hに高められた。1954年にはギアボックスがフルシンクロ化された。 1955年に後継モデルとなる403が登場するまで203はプジョー唯一の生産型乗用車であったが、403登場後もその耐久性と低廉な維持費で人気は衰えず、クーペやカブリオレをバリエーションから落とした上で、結局1960年まで生産が続行された。
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バリエーションと変遷
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「プジョー・403」の記事における「バリエーションと変遷」の解説
当初のバリエーションは4ドアベルリーヌ(セダン・戦前からのプジョーの伝統に従い、スライディングルーフもオプション装備可能)だけであったが、1956年にはホイールベースが延長された5ドアのブレーク(ワゴン)、2ドアクーペ・カブリオレが追加された。 1958年には電磁クラッチがオプションで選択可能になった他、ブレークにはプジョー初の1,816cc48馬力/4,000rpmディーゼルエンジン付きが追加された。このモデルはその経済性が評価され、1959年にはベルリーヌにもディーゼルが追加された。元々プジョーは1920年代からディーゼル乗用車の試作を手がけた経験があったが、403ディーゼルの成功で、以後、メルセデス・ベンツとともにヨーロッパにおいてディーゼル乗用車を得意とする先進メーカーの地位を得た。 1960年に203が生産中止されると、その特殊なクロスフローヘッドを持つ1,290ccエンジンの圧縮比を高めて54馬力としたものを403ボディに搭載した廉価版「403sept(セット)」が投入され、廉価帯の空白を埋めた。外装が通常の403より簡素化され、フロントグリルが打ち抜き板のパネルに変更されていることで容易に区別できる。 同じ1960年には403自身にも後継モデルとなる404が登場しており、403はクーペやカブリオレをバリエーションから落とし、404の廉価モデルとして、全く新しい前輪駆動の204が登場した翌年の1966年まで生産が続行された。
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