バリエーションと用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/22 02:30 UTC 版)
体を綺麗にするために使う場所の用語は、部屋自体の設計と同様に、英語圏では様々である。フルバスルーム(full bathroom)は一般的に、バスタブまたはシャワー(またはその両方)、トイレ、シンクが含まれると理解されている。スイートバスルーム(suite bathroom)やスイートシャワールーム(suite shower room)は、寝室に併設されていて、寝室からのみ入室可能である。ファミリーバスルーム(family bathroom)とは、イギリスの不動産業者の用語で、寝室には付属しないが、ドアが廊下に面している浴室を指す。ジャック&ジルバスルーム(Jack and Jill bathroom)またはコネクテッドバスルーム(connected bathroom)は、2つの分かれた寝室の間に設置され、通常は2人で共有する。洗面台が2つある場合もある。ウェットルーム(wetroom)は、通常シャワーを備えた防水性のある部屋である。それは湿気により損傷しないように設計されており、床暖房システムと両立し得る。 米国では、単一の定義はできない。このため、不動産物件の浴室の広告と実際の数の間に一般的に矛盾が生じることとなる。浴室は一般的に、シャワーと最大のベッドルームに隣接するバスタブを備えたマスターバスルーム(master bathroom);トイレとシンク、シャワー付きのバスタブ、またはバスタブと独立したシャワー室という4つの水回りの機能をもつフルバスルーム(full bathroom)またはフルバス(full bath);トイレとシンクだけを備えたハーフ・バスルーム(half bath)またはパウダールーム(powder room);トイレ、シンク、シャワーを備えた3/4バスルーム(3/4 bath)に分類されているが、用語は市場によって異なる。米国のいくつかの市場では、トイレ、シンク、シャワーが付いたものを フルバスと見なしている。さらに、トイレと洗面台があり、他には何もない部屋を表現するために浴室(bathroom)という言葉が使われている。
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