ハーピーの里の人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 17:47 UTC 版)
「モンスター娘のお医者さん」の記事における「ハーピーの里の人物」の解説
イリィ 声 - 鈴代紗弓 種族 - ハーピー(フェニックス) 半人半鳥のハーピーの少女。スラム街出身の孤児で姓はない。14歳。 性格は意地っ張り。思春期でお年頃。 赤毛が印象的。翼は体躯に比べて大きめで、足には鷹のように鋭い鉤爪が生えている。風切羽は、幼羽ではハーピーとしては比較的地味な白から黒へのグラデーションだったが、大人の翼に換羽を終えたことで黄色と青を基調とした色合いへ変化を遂げた。 両親は不明だが、実は伝説の魔族フェニックスの血族。混血が進んだために不死の力は持たないが、炎のような深紅の翼だけは受け継がれている。 足もかなり早く、スラムで鍛えた喧嘩殺法は泥臭いながらも中堅闘士であるティサリアへかすり傷を与えるほど。 グレンとは賊に捕まっていたころ卵塞の症状を治療してもらって以来の付き合い。 賊との一件以降、ハーピーの里に引き取られるが体の変化もあって馴染めず、ハーピーの里でグレンからの治療を受けるも素行不良に加え、風切羽が抜けて飛べなくなり拗ねていたが、グレンの言葉で大人になる心構えをした上で換羽を迎えたことで、混乱も増長もすることなく成長を遂げ、元気を取り戻して快活さを見せ、その後は彼に懐くようになった。 ハーピーの里での診察以降、スキュテイアー運送に派遣採用され、リンド・ヴルムで郵便配達の仕事についている。仕事で街を飛び回り、毎日元気に配達しているので、知名度や好感度は高い。 ルララとは友人関係。ディオネとはすぐに仲良くなり、ふかふかな頭の上によく乗って遊んでいる。スキュテイアー運送からの推薦で人間領への大使候補に選出、同じく候補となったプラムに喧嘩腰で接されて険悪となったが、後に和解し、2人とも同票で大使へと選出された。 ディオネ・ネフィリム 声 - 金元寿子 種族 - ギガス ハーピーたちが伝承として語り継いでいた、巨神様。ギガス族唯一の生き残り。 恥ずかしがり屋で温厚な性格。のんびりした口調で話す。 身長は人の丈の10倍。肌は褐色で、苔の生えた髪は緑色。あちこち動くと山の動物たちを驚かせてしまうため、普段は山頂近くの洞窟で動物たちと戯れながらひっそり暮らしている。 スカディとは古くからの友人。今は、イリィとも親しくしている。 代謝が低いからか、10年ほど前から風邪をひき、グレンがハーピーの里に来たと聞きつけ、治療してもらおうとできる限りゆっくりとハーピーの村へ向かい、風邪が治った後は元の住処へ帰り、親しくなったイリィからリンド・ヴルムの近況を聞きながら暮らしている。また、服もボロボロだったため、アラーニャに新調してもらい、動物の毛をふんだんに使った帽子と前掛けを作ってもらった。暇を持て余して貰い物の鉛筆を使い文通を試みているが、体の割に道具が小さいせいで扱いにくく、よく折ってしまうので枚数はあまり書けていない。
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