ニュース・オールナイト
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ニュース・オールナイトは、1980年代にラジオたんぱ(現:ラジオNIKKEI)第1放送で放送されていた、深夜から早朝に掛けて放送されていたニュースワイド番組。
注釈
- ^ 当時は準終夜放送であり、5時30分に当番組が終了すると、5時45分からの「気象通報・海洋気象解説」の開始までの15分間、送信所メンテナンスのため休止に充てていた
- ^ この番組が開始されたころの日本のテレビ放送は、いわゆる「第2次オイルショック」により、節電・省エネが求められていたため、NHK総合テレビは週末を除いて原則23時15分で終了、民放各局も概ね0時30分前後までに放送を打ち切っていた
- ^ NHKが24時間終日放送を行うようになるのは衛星第1放送が1987年7月の大規模改編で独自編成による終日放送を実施するようになってから。その3か月後の10月に、TBSテレビ(当時は東京放送テレビ局)とフジテレビジョンが民放初、かつ地上波初の終日放送を開始し、その後も大半の民放で深夜放送の延長や終夜放送で追随する。NHKの地上波が終日化されたのは、ラジオは1992年(ラジオ第1放送。FMは1998年4月から)、テレビは1997年4月(総合テレビ。2000年4月-2006年3月までは教育テレビ(現Eテレ)も終日放送だった)からである。BS1の終夜放送が実施されるまでは、NHKのすべての放送(国際放送除く)は、0時(前日24時)までで放送を休止していた。
- ^ 当時、全国紙では発行本社(大抵は札幌市、千代田区or中央区、名古屋市、大阪市、福岡市or北九州市)のある都道府県、ないしはその周辺地域にある印刷工場で印刷を行うが、地方向けには当時はまだ紙面を電送するための中継技術が充分ではなかったため、地方の印刷工場、ないしは地方紙との提携などがほぼ皆無であった。そのため遠隔地に向けた朝刊は、輸送時間の関係で、夜の早い時間、新聞社によっては夕方に締め切られたが、それでも離島や、山間部など(伊豆諸島、小笠原諸島、佐渡島、隠岐諸島、壱岐島、対馬、五島列島、奄美群島、沖縄県を初めとした地域)では、空輸や船便も必要であり、朝刊の配達は他の地域よりも遅く、離島では昼間、さらに場所によって夜から翌朝になってからということもまれではなかった(現在もこれらの地域では空輸・船便での配送が必要となっている)。なお日本経済新聞は1980年代後半から、率先的に他社に先駆け、地方の自社工場、もしくは地方紙への委託印刷による全国ネットワークを確立するようになった。
- ^ 日本テレビの「日本テレビケーブルニュース→NNN24→日テレNEWS24」、TBSテレビの「JNN→TBSニュースバード」、テレビ朝日(当初は朝日新聞社)の「朝日ニュースター(現・テレ朝チャンネル2・ニュース・情報・スポーツ)」、日本経済新聞社・テレビ東京の「日経CNBC」など
出典
- ^ 日本民間放送連盟(編)「放送日誌(55年3月)」『月刊民放』第10巻第6号、日本民間放送連盟、1980年6月1日、50頁、NDLJP:3470934/26。
- ^ a b 「REPORTER 新聞・出版・テレビ・ラジオ・国際・SP・マーケティング・クリエーティブ」『月刊アドバタイジング』第25巻第4号、電通、1980年4月25日、52頁、NDLJP:2261975/28。
- 1 ニュース・オールナイトとは
- 2 ニュース・オールナイトの概要
- 3 概説
- 4 脚注
固有名詞の分類
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