ナショナルダービー
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「日本のダービーマッチ」の記事における「ナショナルダービー」の解説
Jリーグ発足以降「ダービーマッチ」と表現するいう言葉が普及するにつれ、国内の突出した2チームによる対戦を「ナショナルダービー」と表現することがある。 ヴェルディ川崎 vs 横浜マリノスJリーグ発足当初はJSL時代最後の4シーズンの優勝を競い合い、直近の天皇杯全日本サッカー選手権大会の決勝で2年連続で顔を合わせた読売サッカークラブと日産自動車サッカー部の後身であるヴェルディ川崎と横浜マリノスの存在感が極めて大きく、1993年5月のJリーグ最初の試合としてマッチメイクされたように、ナショナルダービーと呼ぶに相応しい内実を伴っていた。1995年にはこの直接対決でチャンピオンシップが争われ、横浜マリノスがリーグ王者となっている。 鹿島アントラーズ vs ジュビロ磐田1996年から2002年までの7年間にわたって、鹿島アントラーズとジュビロ磐田がJリーグの年間優勝を分け合った。この2チームの対戦はJリーグを代表するに相応しいハイレベルな試合が多く、この時期のナショナルダービーの色彩が濃いカードとなった。 浦和レッズ vs ガンバ大阪2004年に浦和レッズがステージ優勝、2005年はガンバ大阪がリーグ初優勝、2006年には浦和レッズがガンバ大阪を最終節の直接対決で倒してリーグ初優勝を遂げる。ともにAFCチャンピオンズリーグを制し、FIFAクラブワールドカップにアジア代表として出場するなど「アジアを代表するクラブ」として知名度が高くなった。この当時の日本代表監督であったイビチャ・オシムがこの両クラブの対戦を「日本のナショナルダービーだ」と発言したことに端を発し、各種雑誌や新聞等でも「ナショナルダービー」と表現されたり、アナウンサーの倉敷保雄が「世界にJリーグを紹介するならこのカード」と発言している。 しかしながら、2008年以降はリーグ戦では3クラブ以上が絡む混戦が多く、優勝に絡むクラブの顔ぶれも増えてきたことなど、突出した2つの強豪クラブが優勝を分け合う状況とはなっていない。このことから「ナショナルダービー」という表現は少なくなっている。
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ナショナルダービー (National Derby)
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「ダービーマッチ」の記事における「ナショナルダービー (National Derby)」の解説
行政区画に関係なく、実力や人気の面でそのリーグを代表するクラブチーム同士が対戦する試合を指す。ただし、この「ナショナルダービー」という用語は日本でのみ使われる和製英語である。
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