ナショナルチームでの経歴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/14 00:57 UTC 版)
「アンナ・ヴェルブリンスカ」の記事における「ナショナルチームでの経歴」の解説
ヴェルブリンスカは一度ならずポーランドユース・ジュニア代表選手としてプレーしている。2001年はヨーロッパジュニア選手権で銀メダルを獲得、世界ユース選手権では銅メダルを獲得した。2003年はヨーロッパジュニア選手権で金メダル、翌年世界ジュニア選手権では銅メダルを獲得した。 2006年、アンジェイ・ニェムチェク監督は、ヴェルブリンスカをポーランド代表チームに招集した。ポーランド代表シニア選手としてのデビュー戦は、5月26日の対アメリカ戦、6月2日、4日の対カナダ戦であった。モントルーバレーマスターズにも参加し日本とも対戦した。その時は得意のジャンプサーブで日本のレシーブを何度も乱した。 しかし、同年、日本で開催された世界選手権には、「健康上の理由」から出場しなかった。その後も代表チームへの参加を拒み続け、2007年秋のヨーロッパ選手権、さらに2008年の北京五輪にも出場しないと表明したところで、2007年9月2日、ポーランドバレーボール協会は、公式競技に出場するために必要なプロライセンスをヴェルブリンスカに与えないことを決定した。ただし、その約2ヵ月後協会は決定を見直し、「2008年北京五輪のための代表チームに参加すること」を条件にライセンスを発行することになった。 2009年のポーランドで開催されたヨーロッパ選手権では、銅メダルを獲得。トーナメントの前に、ポーランド代表チームの新しい主将に指名され、ポーランドチームを率いる立場にいる一人として、メダル獲得に貢献した。 2010年、ワールドグランプリ2010の予選ラウンドで2位、寧波で開催されたファイナルラウンド6位に大きく貢献した。同年10-11月に行われた世界選手権で攻守にわたりチームを牽引する活躍を見せた。
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