デザイン・名称
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 07:32 UTC 版)
『ティターンズの旗のもとに』でメカニックデザイン全般を担当した藤岡建機によるが、これまでの既存のMSをベースとしたデザインと異なり、完全なオリジナルとなっている。『ティターンズの旗のもとに』本編で唯一活躍した形態であるハイゼンスレイII(およびハイゼンスレイII・ラー)については、本作は悪役であるティターンズ側の物語であるため、ヒーロー物のお約束である主人公と対の影となるダーク・ヒーロー、または悪の組織が作った主人公の偽物といった感じを意図したという。一見、各部の部品構成は異なるが、ティターンズ・カラーで全身を黒く塗ると、機体特性の同じΖΖガンダムやSガンダムといったアナハイム・エレクトロニクス製ガンダムに見えるようなシルエットになっているとのこと。 最終形態であるインレがバインダーを広げた姿(射出形態)は、翼を大きく広げて獲物を狙うタカ(ティターンズのシンボルでもある)を連想させるシルエットであるという。これまで実験動物のウサギだったTRシリーズが、完成形でタカに転生したというデザインの演出意図であるとのこと。 素体となるウーンドウォートの頭部は、同時期に藤岡が連載していた漫画『DOLLMASTER -彷徨の六花-』に登場するエニグマ式メカドール:PALと共通するデザインとなっている。 『ティターンズの旗のもとに』の『電撃ホビーマガジン』連載時は、初出ではキハールIIが「TR-6[ウーンドウォート]」(「ガンダム」は付かない)として紹介された。次の連載でウーンドウォートの画稿と設定が公開されたが、まだ名称に「ガンダム」は付いていない。その次にはハイゼンスレイIIが「ガンダムTR-6[ウーンドウォート](高速戦闘形態)」として紹介されており、その後も名称についてはしばらく混乱(あるいは一部ミスリード)が見られた。これらはムックでもそのまま再掲載されているため、注意を要する。
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デザイン・名称
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 06:24 UTC 版)
メカニックデザインは小林誠の原案をもとに、藤田一己がクリンナップを行っている。 「友軍量産機はジム顔、敵軍量産機はモノアイ系で統一しないと、敵味方がわかりにくい」という意見が製作サイド内部から出たため、ティターンズ側の機体に変更されたが、当初はエゥーゴ側の量産機としてデザインされていた。上記の政治的判断設定は、この実話を参考にしている[要出典]。 初期設定時の名称は「ドミンゴ」だったが同名の乗用車が存在していたため、まもなく「マラサイ」に変更された[要出典]。なお、マラサイの命名は監督の富野由悠季によるもので、その由来は彼以外は知らないとのこと。ファンの間では、前述の設定変更を知ったスタッフの「いまさら…」というつぶやきが変化してマラサイとなったといわれる。フォトストーリー作品『ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者』第12話ではエゥーゴが過去にテストしていた機体の1つとしてドミンゴが挙げられているが、形態やマラサイとの関係は語られていない。この名称はギャプランの初期設定にも見られ、こちらを踏まえた機体がゲームブックに登場したことがある(ギャプラン#ドミンゴを参照)。
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