ターザン一家の家系、友人、関係者
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グレイストーク卿ジョン・クレイトン(先代) ターザンの父親。イギリス貴族。 アリス・ラザフォード ターザンの母親。結婚時は10代で、死亡時でも最大で20歳。 カラ 創元版ではカーラ。ターザンの養母で類人猿。ムボンガ族のクロンガの毒矢に倒れる。 エスメラルダ 大柄な黒人女性。ポーター家の家政婦で、ジェーンにとっては母親代わりだった。ジェーンの結婚後は、グレイストーク家の家政婦となる。第3巻まで登場(『石器時代から来た男』にも登場)。 ジャックも彼女の腕に抱かれて育った。第3巻で彼が誘拐された時は、休暇でアメリカに帰っていたが、イギリスに戻った後、彼女主導でジャック誘拐を解決に導いている。 アーキミーディズ・Q・ポーター ジェーンの父。研究熱心な教授だが、現実が目に入らない傾向がある。ダルノーによると、かなりの高齢。第1巻から第2巻まで登場。第9巻ではロンドンに住んでいることが明らかとなるが、直接は登場しない。 サミュエル・T・フィランダー ポーター教授の助手で古い友人。第1巻から第2巻まで登場。ポーター教授同様、高齢。 ヘイゼル・ストロング ジェーンの幼なじみ。姉妹のように仲が良い。実際の登場は第2巻のみだが、名前は第1巻に登場している(彼女あての手紙を、ターザンが盗み読むシーンがある)。 第2巻では、ジョン・コールドウェルと名乗っている時期のターザンと知り合い、それとは気づかずジェーンの消息などを伝えた。テニングトン卿と結婚し、ターザン・ジェーンと合同結婚式を挙げる。 ポール・ダルノー フランス人。第1巻でジェーン捜索に出て、ムボンガ族に捕らえられたところをターザンに救われ、以後友人となる。第2巻の段階で、少なくとも、常人の20倍の財産を持っていることが判明。 第1巻から第3巻までは、海軍中尉として登場。第4巻ラスト(前巻から10数年が経過)では提督に出世している模様だが、こちらには実際の登場シーンはない(階級はアルマン・ジャコー将軍の言によるもの)。第10巻では、かつて剣の手ほどきをターザンにしていたことが判明する(直接は登場しない)。 『ターザンと禁じられた都』(1938年)では海軍大尉として登場。ゲスト・ヒーローとして活躍し、ゲスト・ヒロインと恋の花を咲かせた(加齢は感じさせない描写だった)。 ヴィクトリア・カスター 『石器時代から来た男』のヒロイン。兄のバーニーと共に、グレーストーク卿の客となった。 バーニー・カスター ヴィクトリアの兄。『ルータ王国の危機』では主人公を務める。 バッツォー バーニーの友人。ルータ王国の軍人(中尉)。 アルマン・ジャコー 第4巻に登場。メリーム(ジャンヌ・ジャコー)の実の父で、フランス人。当初はフランス外人部隊の大尉として登場、ラストでは将軍に昇進している(10数年が経過している)。実はプリンス・ド・カルドネだが、フランスが共和国であるため、その称号を名乗ろうとはしない。しかし、娘のことは「生まれながらのプリンセス」と形容した。 娘の失踪後、莫大な賞金を賭け、その消息を追っていた。「アフリカに詳しい人物」として、ダルノー提督がターザンを推薦したため、グレイストーク邸に出向いた。 妻の名は不明。ジャンヌ失踪時は生存していたが、彼と娘が再会した時に存命かどうかは明言されていない。
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