タラス
2011年8月末に発生した大型台風。中心気圧は約965ヘクトパスカル。風速が毎秒15メートルを超える「強風域」の広さは半径600キロメートル。
2011年8月30日現在、タラスは小笠原諸島の父島の南西約280キロメートルの海上に位置しており、ゆっくりと北上している。9月の1日、2日にかけて伊豆半島に接近・さらに上陸し、暴風雨をもたらした。9月6日時点で、タラスは温帯低気圧へ変化。
タラスによる被害者は、少なくとも死者30数人、行方不明者は50余人と見られている。
なお、8月30日頃には、台湾海峡の近辺には台風11号「ナンマドル」(Nanmadol)が存在し、台風12号「タラス」と並存している状態にあった。ナンマドルは中国大陸へ上陸し熱帯低気圧に変化した。9月4日頃には南鳥島付近で台風第13号「ノルー」が発生し、今度は台風12号・13号が併走する状況となっている。
なお、9月20日には、台風20号が「激甚災害」に指定される方針が政府内で決定している。
関連サイト:
台風情報 - 気象庁
タラス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/09/19 18:54 UTC 版)
座標: 北緯42度31分 東経72度14分 / 北緯42.52度 東経72.23度
タラス Талас Talas ![]() |
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位置 | |
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座標 : 北緯42度31分 東経72度14分 / 北緯42.517度 東経72.233度 | |
行政 | |
国 | ![]() |
行政区画 | タラス州 |
町 | タラス |
人口 | |
人口 | (2009年現在) |
町域 | 32,886人 |
その他 | |
等時帯 | UTC+5 (UTC+5) |
夏時間 | UTC+6 (UTC+6) |
タラス(Талас、ラテン文字転写: Talas)は、キルギス共和国北西部にある都市。タラス州の行政府がある。人口は約3万2000人(1999年)。
地理
タラス川沿いの渓谷に位置し、カザフスタンの国境に近く、同国のジャンビルが約80km北西にある。標高は約1300メートル。
長く交通の要所として重要な役割を果たしてきた。751年にこの地の近くでタラス河畔の戦いが起こり、アッバース朝に唐の節度使である高仙芝が敗れた。この戦いを機に、製紙法がイスラーム世界にもたらされたとされる。
タラスの経済はカザフスタンのタラズ (Taraz) 市と深く結びついてきたが(こちらもかつてはTalasと表記され、よく混同される)、ソ連崩壊後はカザフスタンによって国境管理が厳しくなり、キルギスのタラスから首都ビシュケクへの交通は容易ではない。
歴史
今日のタラスの町そのものは1877年に東スラブ人たちによって造られた。
キルギスの叙事詩の英雄マナスは、この町の近くで生まれたとされる。
関連項目
タラス(第2の乙嫁)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 09:08 UTC 版)
アンカラへ向かうスミスが、途中のカラザの町で出会った美女。カラカルパク人。
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