セミミンガ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 23:47 UTC 版)
「ショッカー怪人 (テレビシリーズ新1号編)」の記事における「セミミンガ」の解説
第64話・映画『仮面ライダー対じごく大使』に登場。 セミ(ミンミンゼミ)をモチーフとする改造人間。背中の羽根を震わせて物体を破壊させる殺人音波を放つことができる。口吻を刺して、人間の体液や仮面ライダーのエネルギーを吸い取る。左手の巨大な鋏が武器。飛行能力も持つ。 殺人音波により東京都民を全滅させることを任務とする。殺人音波のテストとしてナオキやミツルらからセミを奪って売ろうとしていた男を殺害し、地獄大使の命令で現場にいた子供たちも殺害しようとする。トラックの荷台から殺人音波を放ち、ナオキが運ばれた本郷猛のマンションを破壊するが、猛には通用せず逃走する。しかし、追ってきた猛や滝和也と戦い、猛が変身した仮面ライダー新1号を負傷させる。 猛が入院している間に電波塔をショッカータワーとして占拠し、作戦を次の段階へ進めようとする。ショッカータワーを探る立花藤兵衛らを捕らえ猛を呼び出すが、タワーの周囲には新1号と滝によって音波妨害電流が流されていたため作戦は失敗し、ライダー返しで地面に叩きつけられ、動きが鈍ったところにライダーキックを受けて爆発する。 映画『仮面ライダー対じごく大使』では、地獄大使に率いられた再生怪人軍団の1体として登場。カミキリキッドに率いられ、エミとトッコを救出しようとした本郷をゴキブリ男・ギリーラとともに襲う。戦いの最中にフェードアウトするが、その後、朝霧高原で戦闘員騎馬隊を指揮して仮面ライダーと再戦する。カミキリキッドが捕らえた立花藤兵衛とユリを人質にして新1号の動きを封じるが、滝和也に2人が救出され新1号が反撃に出ると退却する。その後は画面には登場していない。 声 - 槐柳二(第64話)、峰恵研(映画) スーツアクター - 瀬島達佳 夏休みシーズン対策として、以後昆虫をモチーフとした怪人の登場が増えている。 脚本での名称はセミミンガーであった。カルビー『仮面ライダースナック』付属の仮面ライダーカードではこちらの名称を用いている。 プレイステーション2用ソフト『仮面ライダー正義の系譜』に登場。選定理由はデザインにメリハリがあり、殺人音波は他の攻撃と差別化できるため。
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