セミボンネット型ハイエース(グランビア)XH10系
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「トヨタ・ハイエース」の記事における「セミボンネット型ハイエース(グランビア)XH10系」の解説
詳細は「トヨタ・グランビア」を参照 欧州でのハイエースは、1995年からグランビアを簡素化したものに切り替わり、従来のキャブオーバータイプは「トヨタ・ハイクラス」と改称された。ロングボディも存在する。 また、中華民国(台湾)では国瑞汽車を通じて、欧州向けをベースに「ハイエース ソレミオ(HIACE SOLEMIO)」の名で、1997年-2008年までフェイスリフトを施すことなく同市場で生産・販売されていた。 1997年5月8日 欧州仕様ハイエースロングボディをベースにした高規格救急車ハイメディックが発売された。 1997年8月17日 トヨタ救急車を発売するとともに、高規格救急車「ハイメディック」を一部改良し、販売を開始した。静かにドアを閉めることが可能なイージークローザーをバックドアに加え、スライドドアにもオプションで設定。排気管の横出しにより、救急活動時の排ガス影響を軽減した。 2006年4月26日 ハイメディック・2B型救急車の生産を終了する。後継はハイエース(スーパーロング+両側スライドドアの設定がある日本国外への輸出用200系)がベース車両となる。 2009年5月28日 英国トヨタは商用車の『ハイエース』の09年モデルを発表した。09年モデルでは新デザインのフロントグリルが採用され、グランビア後期型のものにエンブレムはトヨタのCIを用いる。従来どおりショート/ロングの2ボディが選べ、エンジンは2.5リットル直4ディーゼル「D4-D」(95/117ps)を搭載。内装はシートやドアトリムをグレードアップ。遮音材を追加するなどの改良により、NVHの低減も図られた。エアコンが全グレードに標準装備され、UVカットガラスが導入された。英国での価格は1万4100ポンド(約217万円)からとなっている。 2011年10月28日 2012年から欧州連合(EU)で自動車環境規制が強化されること及び 円高により欧州戦略が曲がり角を迎えたことを受け、販売継続が困難と判断したため欧州向けハイエースの生産は終了となった。なお、実質的後継車は2013年よりPSAプジョー・シトロエンからOEM供給(プジョー・エキスパート、シトロエン・ジャンピーのバッジエンジニアリング)されるプロエースとなる。なお、2016年より発売の2代目モデルはPSAプジョー・シトロエンとトヨタの共同開発となっている。 バン ブラインドバン ブラインドバン(リア) 2007年モデル
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