セミボ20
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/21 04:25 UTC 版)
20は、ボ1形と同じ大阪鐵工所製であるため、形態的にはそれに近く、前面窓と側面扉上のアーチ形曲線は廃されたものの、2個一組となった側窓上のアーチ形の欄間は残り、前面窓上幕板にはモール状の装飾がある。最大長は13,589mm、最大幅は2,705mm、最大高は4,185mm、自重は22.40tで、総定員は80人、うち座席定員は32人である。側面窓配置はD222222Dで、扉は両端に寄っている。屋根上には水雷形通風器が3個載っている。 制御装置は直接式(メーカー不明)で、定格出力63.41kWの電動機2個を装備する。歯車比は17:72。台車はボ1形と同様であるが住友製である。
※この「セミボ20」の解説は、「富岩鉄道の電車」の解説の一部です。
「セミボ20」を含む「富岩鉄道の電車」の記事については、「富岩鉄道の電車」の概要を参照ください。
- セミボ20のページへのリンク