ギリーラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 23:47 UTC 版)
「ショッカー怪人 (テレビシリーズ新1号編)」の記事における「ギリーラ」の解説
第56話・映画『仮面ライダー対じごく大使』に登場。 毒蝶をモチーフとする改造人間。アマゾンで発見された悪魔の蝶ギリーラ(架空の蝶)をベースとし、発見者である蝶収集家の九条みわが改造された姿である。羽根に人間を即死させる毒鱗粉を持つ。口からは毒矢を放つ。設定では飛行能力も持つとされる。九条邸の地下にアジトを構えている。 カプセルに詰めた毒鱗粉を日本各地の貯水池に投げ込む毒水計画に従事し、奥多摩ダムの付近で人々を誘拐してカプセルの製造作業や人体実験に利用している。人々が行方不明になった現場で発見された毒鱗粉について九条を訪ねた滝和也を捕らえ、時限爆弾で殺害しようとするが、仮面ライダー新1号によって妨害される。 その後、立花藤兵衛を人質にして再び屋敷を訪れた本郷猛と滝を牢に捕らえる。地獄大使の命令により、奥多摩ダムで毒水計画を実行に移そうとするが、地獄大使の拷問を逃れた新1号に妨害され、ライダーキックを受けてダムに激突して爆発する。 『仮面ライダー対じごく大使』では、地獄大使に率いられた再生怪人軍団の1体として登場。カミキリキッドに率いられ、エミとトッコを救出しようとした本郷をゴキブリ男・セミミンガとともに襲う。 第53話から第67話までのオープニング映像、第53話以降のエンディング映像にも登場している。 演(九条みわ)・声 - 建部道子 スーツアクター - 岡田勝 似たモチーフのドクガンダー(成虫)と印象を変えるため、左右非対称のデザインとなっている。 脚本では、滝が鏡に映ったみわの姿がギリーラになっていることを目撃し、正体を見破られるという展開であった。また、最後はライダー・サイクロン・ジャンプという技で倒されるという展開であった。 書籍『仮面ライダーの常識』では、仮面ライダーシリーズで初めて貯水池に毒を入れる作戦を行った怪人として紹介されている。
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