スカイバス貸し出し
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 14:49 UTC 版)
「日の丸自動車興業」の記事における「スカイバス貸し出し」の解説
同社では、日本の観光都市での「スカイバス」運行に携わっている。JTBグループ・バス事業者と提携、同社は運行ノウハウ提供と車両貸与を行い、実際の運行は現地のバス事業者が担当するものである。 2006年6月に北都交通の運行により札幌市での運行を開始した後、2007年からは京都市(京都定期観光バスの一環として京阪バスが運行、その後明星観光バスに移管)・那覇市(沖縄バスが運行)においても運行を開始している。また、2006年の北海道日本ハムファイターズの日本シリーズ優勝パレードにも貸し出され、この時はジェイ・アール北海道バスが運行を担当した。 2007年11月から12月にかけては帝産富士交通に貸し出す形で、仙台市でも運行された。2009年4月には横浜市で(日の丸が運行)、5月には長電バスに貸与して長野市で、伊予鉄道(現伊予鉄バス)に貸与して松山市としまなみ海道で運行された。2013年には東北楽天ゴールデンイーグルスの日本シリーズ優勝パレードで仙台バスに貸し出された。2014年には名古屋市で名鉄観光バスに貸与して「ナゴヤスカイバス」が運行された。2017年には神姫バスに貸与して神戸市で「スカイバス神戸」が2020年まで運行された。2018年には松本市で開催された松本山雅FCのJ2優勝・J1昇格記念パレードでアルピコ交通に貸し出されたほか、富山地方鉄道に貸し出されて射水市・富山市・魚津市で「スカイバス富山」が運行されている。特に2021年には雪の大谷で知られる立山黒部アルペンルートの室堂での運行が行われ、標高約2450mの高地を走行した。2021年には茨城交通に貸し出されて偕楽園の水戸の梅祭り会期中に「スカイバス水戸」、山梨交通に貸し出されて甲府市で「昇仙峡スカイバス」が運行された。 2020年には星野リゾートと提携、マイクロツーリズムの一環として期間限定で同社系列ホテル宿泊者向けのオープントップバスツアーに起用されている。青森県では十和田観光電鉄に貸し出されて奥入瀬渓流沿いを運行するバスツアー、栃木県では日光交通に貸し出されて鬼怒川上流やいろは坂の紅葉を楽しむバスツアー、2022年には静岡県の東海バスに貸し出されて伊豆半島の梅の木平や大室山さくらの里を巡る観桜ツアーが企画されている。 「スカイバス東京」(ネオプラン・スペースライナー) 「スカイバス京都」(ネオプラン・スペースライナー) 「スカイバス那覇」(ネオプラン・スペースライナー、画像は試運転時) 「スカイバス長野」(ネオプラン・スペースライナー) 「クラシックスカイバス東京」(GMC+クラシックトロリー) 「スカイホップバス」(三菱ふそう・エアロバス) 「スカイホップバス」(ウンヴィ・ウルビス)
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