ジャマイカ車両基地とは? わかりやすく解説

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ジャマイカ車両基地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 04:04 UTC 版)

ニューヨーク市地下鉄の車両基地一覧」の記事における「ジャマイカ車両基地」の解説

ジャマイカ車両基地 (ジャマイカしゃりょうきち、英語: Jamaica Yard) はクイーンズ区キュー・ガーデン地区フラッシング・メドウズ・コロナ・パーク南端位置する基地である。1936年開業以来INDクイーンズ・ブールバード線キュー・ガーデン-ユニオン・ターンパイク駅北側位置し西側は同線のフォレスト・ヒルズ-71番街駅に、東側ブライアーウッド駅接続している。また、1939年ニューヨーク万博博覧会会場への輸送担ったINDワールズ・フェア線は当基地の東から北へ向けて分岐していたほか、当基地が同線の南側終点となっていた。なお、INDクイーンズ・ブールバード線地下線であるがこの基地地上にある。この基地建っている土地はかつてフラッシング川の沼地となっていた。アメリカ独立戦争最中にはロングアイランドの戦いの後にイギリス軍占有されていた。 この敷地はかつてニューヨーク市内の水道設備建設されていた。1930年4月2日敷地インフラ部門からニューヨーク市交通委員会移管され、その際フォレスト・ヒルズキュー・ガーデンズフラッシング各地区へ送っていたポンプ施設解体されたため、その代替設備建設費50,000ドル割り当てられた。この基地はもともとグランド・ストリートとクイーンズ・ブールバードの近くのサウス・エルムハーストとレゴ・パーク地区建設される予定であったその後現在の場所に建設されることが決まると、近隣フォレスト・ヒルズならびにキュー・ガーデン地区住民建設反対運動起こしたしかしながら基地住宅から離れた位置建設されるため問題は無いと考えた交通委員会議長ジョン・H・デラニー建設中止拒否した車両基地建設敷地移管された1935年4月中に約半分完成しており、最終的な総費用は約560,000ドルのぼった1964年8月、当基地には1965年5月洗車機設置される予定発表された。現在基地はE系統、F系統R系統に充当されているR46電車とR160電車洗車車内清掃小規模な整備留置が行われている。なお、平日限りM系統充当されているR160A電車留置されているが、この編成イースト・ニューヨーク車両基地整備されている4両編成のものであるため当基地では整備行っていない。 当基地既存施設受け入れ可能な車両数対し受け入れ必要性のある車両の方が多くなっておりメトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ基地拡張する計画立てている。現在は受け入れ切れない車両を、ラッシュ時以外にジャマイカ-179丁目駅 - フォレスト・ヒルズ-71番街駅間の急行線留置している。この拡張計画実行されると、基地受け入れ可能な車両数現在の約2倍となる。この拡張計画は、1982年から1986年にかけてのMTAキャピタル・プログラム以来計画されている。また、INDクイーンズ・ブールバード線信号自動化と共にCBTC指令所設置する予定となっている。 北緯404312秒 西経734941秒 / 北緯40.72000度 西経73.82806度 / 40.72000; -73.82806 (Jamaica Yard)

※この「ジャマイカ車両基地」の解説は、「ニューヨーク市地下鉄の車両基地一覧」の解説の一部です。
「ジャマイカ車両基地」を含む「ニューヨーク市地下鉄の車両基地一覧」の記事については、「ニューヨーク市地下鉄の車両基地一覧」の概要を参照ください。

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