ジャック・イン・ザ・ボックスとは? わかりやすく解説

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ジャック・イン・ザ・ボックス(NYSE:JBX)

住所: 9330 Balboa AvenueSan Diego, CA 92123United States
電話: 1- (858) 571-2121
FAX: 1- (858) 571-2101
ウェブサイト: http://www.jackinthebox.com
業種: サービス
業界: レストラン

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ジャック・イン・ザ・ボックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/07 19:58 UTC 版)

Jack in the Box, Inc.
種類
公開会社 (NASDAQ: JACK)
業種 レストラン
事業分野 ファストフード
設立 1951年2月21日 (73年前) (1951-02-21)
創業者 ロバート・O・ピータースン英語版
本社 アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ
製品 ハンバーガー  • 鶏肉  • サンドウィッチ  • サラダ  • 朝食  • デザート
ウェブサイト jackinthebox.com
『ジャック・イン・ザ・ボックス』の店舗
Bacon Ultimate Cheeseburger

ジャック・イン・ザ・ボックス(: Jack in the Box)は、アメリカ合衆国ファストフードチェーン店[1]

概要

2005年時点では、アメリカ合衆国内で第5位のハンバーガーチェーン店である[1]アメリカ合衆国西海岸を中心に21州で2200店舗を展開している[2]

1951年カリフォルニア州サンディエゴロバート・O・ピータースン英語版が創業したが、翌1952年にはサンディエゴ・コミッサリー・カンパニーに売却された[1]。創業時のメニューはハンバーガー、フライドポテトミルクシェイクのみであった[1]

ジャック・イン・ザ・ボックスは、南カリフォルニアを中心にフランチャイズ展開を行った。店舗は高い看板が掲げられており、びっくり箱(Jack-in-the-box)の中から飛び出してくるようなピエロが描かれていた[1]。また、ジャック・イン・ザ・ボックスはいち早くドライブスルー方式を取り入れたことでも知られる[1]

1968年にはラルストン・ピュリナ英語版の100%子会社となった[1]

1970年代になると、ジャック・イン・ザ・ボックスは朝食メニューの提供を開始し、1976年にはオムレツも販売するようになる[1]。1979年には店舗数を1100店まで増やしたが、その後は一部の店舗を売却したり、メニューを増やすといった再編が行われ、1985年にはLOB取引によって、ラルストン・ピュリナから投資グループに買い取られる[1]。1999年には社名をジャック・イン・ザ・ボックスに変更した[1]

企業スローガンは1994年から2009年までは"We don't make it til you order it."、それ以後は"eat it. any time."。

Jack in the Box logo from March 2, 1980, to March 14, 2009.
Jack in the Box logo from March 15, 2009, to October 3, 2022. Still used as a secondary logo, and at most locations.

事件

1993年に提供していたハンバーガーが原因で腸管出血性大腸菌(O157)に732人が感染した集団食中毒を発生させている。当初、経営者が「大騒ぎするほどの話ではない」という判断ミスを犯したことから、その後の対策が遅れることになり、大幅な売り上げ減へとつながった。企業危機とその企業危機への対応の拙さからくる企業危機の事例として知られる[3]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j アンドルー・F・スミス 著、小巻靖子 訳『ハンバーガーの歴史』(初版)ブルース・インターアクションズ〈P-Vine BOOKs〉、2011年3月1日、74-75頁。ISBN 978-4-86020-417-4 
  2. ^ 周藤卓也 (2013年2月16日). “アメリカのファストフードはマクドナルド以外にもハンバーガーだらけ”. 2016年11月17日閲覧。
  3. ^ “企業の危機管理”. 日経産業新聞. (1993年2月17日) 

外部リンク


びっくり箱

(ジャック・イン・ザ・ボックス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/16 02:14 UTC 版)

びっくり箱

びっくり箱(びっくりばこ、:Jack-in-the-box、Jack-in-a-box)は、の中に人形などを仕込み、開くとばねなどでの力で中身が外へ出てくる玩具のこと[1]

転じて想定しないものが飛び出してくる容器もこのように呼ばれることがある。

概要

びっくり箱は、他人を驚かしてからかったりするための玩具であるが、まま「罪の無い悪戯」の範疇とみなされる。これらは箱内部にばね・ゴムなどの歪みによって弾性エネルギーを蓄えている機械要素が配置され、箱を閉めてある留め金が外されると、解放された運動エネルギーによってその内容物が飛び出してくる。

ばね以外にも様々な機構を備えたびっくり箱も見られ、例えば蓋を開けると音を立てながら伸びる人形が出てきたりするものもある[2]。近年ではセンサなど電子技術の応用でメッセージ録音に対応しているものもある。

類型

似たようなものはジョークグッズや悪戯玩具に多々見られる。日本などでも手品用品やバラエティグッズなどを扱う店では、「サソリ」あるいは「サソリの標本」や「呪いの袋」と題したおどろおどろしい封筒が販売されていることがある。この中身は「輪ゴムと板でできた、ねじりの形で弾性エネルギーを蓄えた簡単な装置」なのであるが、封筒を開けようとすると、装置に蓄えられたねじれが開放され、突然封筒の中から摩擦音がすることから、あけようとした者が驚くというものである[3]。同様のものが沖縄の土産物屋では「ハブの卵」として販売されている。

世界のびっくり箱

人間びっくり箱

アメリカなどでは、大人向け誕生日などのジョークとして、大きなプレゼントの箱にヌードダンサーが隠れていて開けると出てきて踊るなどして驚かせる遊びがある[4]

これはいわゆる「サプライズ」と呼ばれるもので、他愛ない(悪意の無い)悪戯ないし悪ふざけの範疇で、この類型としては何らかの(当人にとっては好ましい)歓待の席を、当人に内緒で計画・準備して、突然にその場に招き込むといったことも行われる。

兵器

ソビエト連邦が開発したT-72戦車などは、被弾すると内部の砲弾に誘爆して砲塔が真上に吹き飛び破壊されることがある。このような被害の様を「びっくり箱」、「Jack-in-the-box」と呼ぶ[5]

脚注

関連項目




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