CDP
シー‐ディー‐ピー【CDP】
シー‐ディー‐ピー【CDP】
CDP
【英】:Career Development Program
企業ニーズに合致した能力を持つ人材の育成と、社員のキャリアプランの実現を目指して行われる長期的、計画的な職務開発および能力開発をいう。
キャリア開発は、多くの場合、教育・研修制度とジョブローテーションなどの異動・配置制度を組み合わせたCDP(キャリア・ディベロップメント・プログラム)と呼ばれる諸施策によって実施される。
CDPは、以下のようなプロセスで行われる。
(1)自己申告制度や上司との面接などを通じて社員の希望や適性を把握する
(2)人員計画や「あるべき人材像」などからくる企業ニーズと照らし合わせる
(3)個別に適切な職務経験や研修内容を明らかにする
(4)必要な異動や研修を実施する
計画的なキャリア開発を行うことで、社員に適切なタイミングで職務経験を与えたり、適性や希望に沿った登用によって社員のモラールアップを図ることが期待されている。
最近では、従来企業ニーズに傾きがちであったキャリア開発の運用を見直し、社員にキャリアを自分で考えさせて選ばせる社内公募制度や、個別研修制度を導入し、あるいは複線型人事制度など社内外に多彩なキャリアパスを用意する企業が増えている。
CDP
読み方:シーディーピー
別名:Continuous Backup
CDPとは、記憶装置に書き込まれるデータの更新内容を常に監視し、変更箇所を保管してくことで、データを過去のどの時点へも復旧させることができるシステムのことである。主に企業のシステムの保守のために用いられている。
CDPは、監視対象である記憶装置を秒単位で監視しており、データに変更が加えられた際の全ての変更点を更新履歴としてハードディスクに記録している。従来のバックアップシステムのように更新履歴を文字情報に置き換えるのではなく、記録した時点の情報をそのまま取り込む(キャプチャーする)点に特徴がある。そのため、一般のバックアップ用ソフトウェアを用いる場合に比べても迅速に、しかも任意の時点までデータを復旧させることが可能である。
参照リンク
Continuous data protection - EMC(PDF形式)
- シー・ディー・ピーのページへのリンク