EMC

デジタル大辞泉

イー‐エム‐シー【EMC】

読み方：いーえむしー

《electromagnetic compatibility》電子機器の電気的、磁気的な耐性、および不干渉性。外部または内部からの電気的・磁気的な干渉により電子機器自体に不具合が生じる電磁感受性と、他の電子機器や人体に悪影響を与える電磁妨害との両方の対策を施したもの。ある一定の基準でこれらの性質を確認するための試験をEMC試験という。電磁両立性。電磁環境両立性。電磁適合性。電磁環境適合性。

大車林

EMC

英語 electromagnetic compatibility

電磁的両立性。外部電磁波で誤動作しない(EMS)、不要電磁波を出さない(EMI)技術からなる電磁波障害に対する対策をいう。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

製品安全・EMC用語集

EMC(Electromagnetic Compatibility)

電磁環境両立性。電子機器には、ノイズ源となって他の電子機器に影響を与える可能性と、周囲の電子機器が発生するノイズの影響を受ける可能性の二面性がある。ノイズ源になる可能性を「EMIまたはエミッション」と一般的には表現しており、放射または伝導によって発生源から伝搬される電磁エネルギーのことをさす。ノイズの影響を受ける可能性を「EMSまたはイミュニティ」と一般的には表現しており、妨害排除能力とかノイズ耐性などと呼ばれている。この両者を両立させることをEMCと呼び、電磁環境両立性などと訳されている。試験法も大きくわけて「エミッション」と「イミュニティ」の2種類があり各国において規制されている。

関連するページ

• EMS(Electromagnetic Susceptibility)
• EMI(Electromagnetic Interference)

ウィキペディア

EMC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2019/07/12 07:03 UTC 版)

EMC

• Elan Microelectronics Corporation - 台湾の半導体メーカー。1994年5月設立。
• Electromagnetic Compatibility - 電磁両立性。電磁環境両立性とも表記される。
• 月刊EMC(雑誌) - 上記、電磁環境両立性を扱う、科学情報出版の月刊雑誌のタイトル
• Epoxy Molding Compound - エポキシモールディングコンパウンド。半導体封止材料。
• エンジョイ・ミュージック・クラブ - 日本のラップユニット。
• Electro-Motive Corporation - ゼネラル・モーターズ電気動機部門の前身
• EMCコーポレーション - アメリカ・マサチューセッツ州に本社を構えるコンピュータ関連企業。情報管理、記憶装置用、ソフトウェア、システムのメーカー。ストレージなどでも知られる。日本法人はEMCジャパン株式会社。
• Encyclopedia of Music in Canada - カナダの政府によるカルチャーアーカイブ。
• European Muon Collaboration - EMC実験。
• Evergreen Marine Corporation - エバーグリーン・グループの船会社。
• Event Management Communication - 展示サプライヤー。
• The Enhanced Machine Controller, Linux上で動作する、工作機械を制御するオープンソースのソフトウェア。
• "E.M.C." - 1988年のHawkwindによるアルバムThe Xenon Codexに収録されている歌。
• EMC - エレキ、メカ、ケミカルの略称。

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EMC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/13 16:09 UTC 版)

「地球防衛軍5」の記事における「EMC」の解説

研究段階の超兵器「原子光線砲」を搭載した大型車両。搭乗員1名。原子光線砲は山を一瞬で消滅させるほどの高圧エネルギーを長時間照射することができる。高い破壊力を持つ一方で消費されるエネルギーや運用費用はトップクラス。実験段階の兵器で、製造コストは1台当たり1億ドルと言われている。エイリアンの金色の装甲を破るため、急造で数十台が製造された。

EMC (1947 - 1952)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/05/15 04:32 UTC 版)

「スプリット・シングル (内燃機関)」の記事における「EMC (1947 - 1952)」の解説

EMCモーターサイクル（英: Ehrlich Motor Co）は、第二次世界大戦後にオーストリアからイギリスに移住したオートバイ愛好家、ジョセフ・エーリッヒ博士により設立された個人メーカーであり、1940年代後半から1950年代初頭に掛けてはDKWやプフのスプリット・シングルの内部構造を参考に、既存のエンジン部品を流用する形で独自のスプリット・シングルエンジンを製作した。EMCは1947年から1952年に掛けて125cc、250cc、350ccのスプリット・シングル車を量産販売したが、その総生産台数は各型合計1500台程度とされる。1952年に市販車両の量産を停止した後も、エーリッヒ博士は125ccのレース用スプリット・シングルの研究開発を継続しており、この時期の125ccロードレーサーもごく少数現存している。

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