ショアサイド・ベイル "Shoreside Vale"
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 04:52 UTC 版)
「リバティーシティ」の記事における「ショアサイド・ベイル "Shoreside Vale"」の解説
住居地区。一見平和そうに見えるが、実際はほとんどの住人がギャングやマフィアの関係者であり、警備も厳重である。主にフランシス国際空港や倉庫街のある南部と、団地や豪邸の立ち並ぶ北部とに分けられる。全域的に起伏に富んでおり、SUVに代表される四輪駆動車が多く走行している。主な施設に国際空港、大学病院、倉庫街(南部)、団地、高級住宅街、ダム、キャンプ場(北部)などがある。この地域に拠点を置くギャングに前述のコロンビアンカルテル、ストリートギャングのフーズ(Hoods)があり、フーズにはさらに赤色のレッドジャックス(Red Jacks)、紫色のナインズ(Nines)という二つの勢力に分かれている。なお1998年にはヤクザの縄張りも存在していた。 シダーグローブ "Cedar Grove" ショアサイド・ベイル北部の高級住宅街。『LCS』でかつてトニーが利用していた隠れ家もここに存在する。見晴らしの良い丘の上に、豪勢な邸宅が軒を連ねている。カルテルの幹部、カタリーナの屋敷もここにあり、当該地域はカルテルが頻繁に出没する。自然豊かな地でもあり、ストートン島の見えるキャンプ場が山のふもとに、また、天文台が山の頂上にある。また、北のほうにトンネルが二件存在するが、工事中のため通行は出来ない(『LCS』では通ることが可能)。なお、『III』ではカタリーナの物となっている屋敷は、元々ドナルド・ラブが所有していた物であった模様である。 ウィチタ・ガーデン "Wichita Gardens" シダーグローブのふもとに当たる団地で、『III』における主人公の隠れ家もここにある。高層マンションがいくつも連立している。フーズの縄張りである当地には、レッドジャックスやナインズのメンバーがたびたび出没する。レッドジャックスのリーダー、D-アイスと連絡できる公衆電話もこの地域にある。また、ポータートンネルの入り口もここにある。1998年のポータートンネル付近はヤクザの縄張りである。 コクラン・ダム "Cochrane Dam" ショアサイド・ベイルを二分する巨大なダム。上下の二部分に分かれており、上部はシダーグローブとパイククリークをつなぐ橋をかねている。ダムの浄水施設が二件あり、どちらも自由に見学可能。下部は管理施設となっており、コンテナやドラム缶があちこちに置かれている。『III』の最終ミッションの決戦の場でもあり、事務所の上にはヘリポートもある。また、上部と下部の中間にはダムを跨ぐ橋がシダーグローブとパイククリークを結んでいる。 パイククリーク "Pike Creek" ショアサイド・ベイル南部の倉庫街。セントマークスに酷似した、斜面上に建てられた町で、ショアサイド・ベイルで買い物ができるのはここしかない。ペイントショップや爆弾屋のほか、ホープ医科大学付属病院"Hope Medical College Clinic"、警察署がある。また、『III』のみ警察署の裏手の敷地には火炎瓶、火炎放射器を売っている裏ショップも存在する。 フランシス国際空港 "Francis International Airport" リバティーシティ唯一の空港。横長のターミナルの道路にはロータリーが設けられており、乗客を送迎する際には重宝する。滑走路は正副二つ存在し、メイン滑走路は旅客機など、サブ滑走路はセスナ機などの小型機が用いる。サンアンドレアスのロスサントス国際空港、ラスベンチュラス空港を結ぶ航空路線などがある。ストートン島から可動橋を渡って来ることができるほか、地下鉄、ポータートンネルでも連絡可能で、リバティーシティの交通ネットワークを司っている。1998年はコロンビアン・カルテルの縄張りである。
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