ラスベンチュラス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 18:05 UTC 版)
「グランド・セフト・オート・サンアンドレアス」の記事における「ラスベンチュラス」の解説
いずれもリバティーシティに拠点を持つイタリア系のマフィア。『III』や『LCS』にも登場し、物語の主要な位置を占める。また、本作においてはラスベンチュラスの権益を巡って「カリギュラスカジノ」を基軸に三つのマフィアが争っている(ジョニー・シンダコが入院するまで表立った抗争は無かった)。利害の調整役としてフォレッリの顧問弁護士であったケン・ローゼンバーグがカジノマネージャーとして雇われており、ここにCJとウージーが経営者を務めるトライアドのカジノ「フォードラゴンズ・カジノ」が新規参入し、CJはフォードラゴンズ・カジノを守るためにマフィア抗争の中を暗躍する。 レオーネ・ファミリー(Leone Family) サルバトーレ・レオーネがドンを務めるリバティーシティ最大のマフィア。シンダコ・ファミリーを傘下に収めており、他のマフィアと同様にラスベンチュラスの権益独占を狙うが、ジョニーが死亡すると「カリギュラスカジノ」を買収してサルバトーレ本人が乗り込み、ローゼンバーグを用済みと考えるようになる。その後、CJがサルバトーレの息子であるジョーイ・レオーネの下で働いていたことを知ると彼を信頼してフォレッリの暗殺者やドンの殺害を行わせる結果としてシンダコとフォレッリが弱体化してラスベンチュラスの権益を独占する形となったが、最終的にはトライアドの後援を受けたCJらによって「カリギュラスカジノ」を襲われたことで多額の損害を被る。 シンダコ・ファミリー(Sindacco Family) ポーリー・シンダコがドンを務めるサルバトーレ傘下のマフィア。ドンの息子であるジョニー・シンダコがラスベンチュラスを任されており、カジノ以外にも組織の食肉工場やプラスチック工場を所有している。新規参入してきたトライアドの「フォードラゴンズ・カジノ」の経営を妨害するが、このことによってボスであるジョニーが捕えられ、CJによって入院を余儀なくされる。その後、CJによってジョニーが死亡したことによりラスベンチュラスにおいて弱体化してしまう。 フォレッリ・ファミリー(Forreli Family) マルコ・フォレッリ(しかし、これは字幕データの抜き出しによって判明した名前で、ゲーム本編で言及されることは一度もない)がドンを務めるリバティーシティの有力マフィア。水面下では平静を保っていたが、ジョニーが何者かによって入院する事態に陥ると動き出し、ジョニーを亡き者にしてシンダコを弱体化させ、更にはラスベンチュラスの権益を独占しようとしたところをCJに阻止される。その後、ラスベンチュラスにサルバトーレ本人が乗りこんでくると暗殺者を送り込むなどの積極的に争う構えを見せるが、直後にサルバトーレの依頼を受けたCJによって暗殺者を全滅させられ、更にはドンも殺害されたことで弱体化する。
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