サウンド面での特徴とは? わかりやすく解説

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サウンド面での特徴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 13:59 UTC 版)

アイアン・メイデン」の記事における「サウンド面での特徴」の解説

初期にはハードロック強く影響されながらも、ディアノ歌唱法のようにパンク・ロック荒々しさ取り入れたサウンド身上としており(ただし、スティーヴ・ハリスパンク嫌っており、影響明確に否定している)、NWOBHM黎明期からシーン牽引力として同時期の代表格バンドとなった3rdアルバム魔力の刻印 - The Number Of The Beast - 』では、前任者よりはるかに広い声域を持つヴォーカリストブルース・ディッキンソン加入しメロディアスかつ整合性重視する傾向強まった以降パンク要素減少し流麗なギターワークを主軸とした音楽性固定化した。2000年代からはデイヴ・エイドリアン・ヤニックら、看板ギタリスト三人揃い踏みとなった編成でよりヘヴィサウンドとなっている。 プレイにおける特徴としては、まずベースアンサンブル牽引する、ないしベース中核として構築される特異なスタイル挙げられる強力な2フィンガー奏法によるペンタトニックスケール基本としたフレーズや3連譜を主体とするソロによって組み立てられスティーヴプレイ後述するギター構成補強のみならずスティーヴ自身存在感強くアピールしている。ギターにおいては音数多く刻まれる硬質リフや、叙情的勇壮なツイン・リードコンビネーションなどが総て時代通じて特徴であり、時に過剰なほどにインタープレイ盛り込まれもする(必然的にリフ担当するプレイヤー不在となるため損なわれる低音音圧スティーヴが補うことで可能となる)。ヘヴィメタル性質上総じてアップテンポ楽曲が多い反面リーダーでメイン・ソングライターのスティーヴイエスジェネシスジェスロ・タルといったプログレッシヴ・ロックファンであることを公言しており、影響受けていることから、複雑な展開と動静変化盛り込んだ長尺楽曲も多い。そうした独特の音楽性ゆえ、ラッシュカンサスらプログレッシヴ・ハードロックとは別個に後輩メタリカなどと同様にプログレッシブ・メタル源流のひとつとされることもある。 逆に第七の予言 - Sevens Son Of A Sevens Son - 』以降アルバムにおいては歌詞の面で同じフレーズ多用するようになり、歌詞長さ短くなる傾向にある。

※この「サウンド面での特徴」の解説は、「アイアン・メイデン」の解説の一部です。
「サウンド面での特徴」を含む「アイアン・メイデン」の記事については、「アイアン・メイデン」の概要を参照ください。

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