サウンドトラック・レコードおよび CD
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「ロボテック」の記事における「サウンドトラック・レコードおよび CD」の解説
「ロボテック」の最初のサウンドトラックは、放映開始後3年目に当たる1988年に Robotech: BGM Collection, Vol.1 (Vol.2 は実現しなかった)が発売され、当時はいまだ主流であったアナログレコード (LP) 盤による製品が発売された。これはA面に13曲、B面に9曲を収録したが、未収録の楽曲の比率の方が多く、また音質も良好とはいえないものであった。 続いて翌1989年には シングルCD 規格(日本における 12cm CDシングル(マキシシングル)規格 に当たる)による初のCD として23曲を収録した Robotech: Perfect Collection が発売されたが、これでもいまだ収録曲数は不満足なものであった。 続いて「ロボテック」10周年(1995年)を記念して翌1996年には『ロボテック II:センチネルズ』の作曲分を収録した Robotech: Perfect Soundtrack Album (10th Anniversary Edition) が発売された。これは初の 2枚組 となり、Disc 1 に42曲、Disc 2 に 24曲を収録した大掛かりなものとなった。 このほかに派生作品である各種ゲーム中の使用曲19曲を収録した "Robotech: Battlecry Soundtrack "(2002年)、同じく 13曲を収録した "Robotech: Invasion Soundtrack"(2005年) が発売されている。 続いて「ロボテック・シリーズ」20周年となる 2005年から翌年に掛けてトミー・ユンなどの新規参入スタッフがジャケット・イラストを手がけた Robotech: The Original Soundtrack (20th Anniversary Edition) が発売され、Disc 1 に46曲、Disc 2 に27曲を収録した、記念碑的アルバムが発売された。このアルバムには、これまでのシリーズ基本作を扱うどのアルバムにも収録を漏らしていた多くの曲が初めて収録され、シリーズに初めて触れるファンにとっては、以前の不完全なアルバムの購入をまったく不要とした。 一方で中南米諸国やフランスでは Robotech: The Movie Soundtrack やミカエル・ブラッドレー(英: Michael Bradley)のシングルアルバム Robotech The Movie: Underground が発売されたが、これらは ハーモニーゴールド USA 社の作品権利放棄にともない、少なくとも北米大陸の諸国では入手が事実上困難になっている。 2007年には、初の米国独自作画の新作OVAおよびアニメ映画として公開された『シャドウ・クロニクル』の楽曲を 28曲収録した Robotech: The Shadow Chronicles Soundtrack が発売された。 このほか、初の試みとして『超時空騎団サザンクロス』第9話「スター・ダスト」に登場する男性歌手、ジョルジュ・サリヴァン(英: George Sullivan)の声楽や声楽曲目の器楽曲版 (インストゥルメンタル)ほかを収録した16曲入りのEPアルバム(日本での12cmCDシングルにあたる) ROBOTECH: It's You - Limited Edition EP が 2012年4月1日に発売されている。 これらすべてのアルバムも、後述する変形玩具などの商品と同じく、商標権上の問題で日本国における入手は事実上不可能となっている。
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