クロハ455-1
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:45 UTC 版)
「国鉄457系電車」の記事における「クロハ455-1」の解説
クロハ455-1前方の固定窓が3枚並んでいる部分がグリーン席 普通車側車内 1990年に会津若松地区の活性化および新幹線乗り換え客へのサービス向上を目的とし、磐越西線快速「ばんだい」へグリーン車を連結することとなり、郡山工場が1両をグリーン・普通合造車へと改造したものである。 前位側の側窓3区画を固定窓に交換しグリーン室に変更。 座席は従来のものをすべて撤去し、グリーン室には横4列(2+2列)のフリーストップ式リクライニングシートを12席、指定席として使用する普通室は特急普通車用の簡易リクライニングシートを36席設置。 グリーン室の天井は平天井とし照明をダウンライトに変更。 グリーン室の床面には絨毯を敷設。 グリーン室・普通室ともに荷棚取替え。グリーン室の荷棚には読書灯を設置。 グリーン室・普通室ともに横引きカーテンに交換。 仙台配置の本系列はJR化後にクハ455形を除いてトイレ・洗面所を撤去・閉鎖したが、本形式では撤去し荷物置場・電話室としたため編成を組むモハ454-40のトイレ・洗面所を残存させた。 組込み編成(S-40編成)は1997年に当時運行していた特急「ビバあいづ」のグリーン車の向きに合わせて方向転換を実施。他編成との連結を考慮しジャンパ連結器など引通しの逆向き改造も同時施工。 当初は仙台色で緑色帯を二重の塗装にされたが、その後は磐越西線専用塗装に変更。1999年の磐越西線専従運用終了後は、グリーン客室をそのまま普通車扱いとして運用。車体は2005年6月まで「BAN-ETSU LINE 455」のロゴを消していたが、同年7月以降は再度「あいづデスティネーションキャンペーン」により磐越西線運用に復帰。ただし、キャンペーンキャラクター「あかべぇ」のステッカー貼付は未実施とされた。 クハ455-44→クロハ455-1
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