キャンディーズ・タイムカプセル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/20 07:10 UTC 版)
『キャンディーズ・タイムカプセル』 | ||||
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キャンディーズ の CD-BOX | ||||
リリース | ||||
録音 | 1973年 - 1978年 | |||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | Sony Music Direct | |||
チャート最高順位 | ||||
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キャンディーズ アルバム 年表 | ||||
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『キャンディーズ・タイムカプセル』は、キャンディーズのCD-BOX。CD計20枚が収められている。2008年9月3日発売。完全生産限定盤。発売元は、Sony Music Direct。規格品番はMHCL-1378/1397。
解説
1973年9月1日に「あなたに夢中」でレコード・デビューを果たし、1978年4月4日開催の後楽園球場におけるコンサートをもって解散をした女性アイドルグループ、キャンディーズのCD-BOX。同グループのボックス・セットはDVD作品を含めて過去に複数タイトル発売されているが、2010年現在、本ボックスがもっとも収納ディスク枚数の多い作品である。
公式リリースされた全スタジオ・アルバム11タイトル[1]と全ライヴ・アルバム3タイトル、ベスト・アルバム1タイトルの計15作が、紙ジャケットにて復刻されている。ディスク総数は20枚に及ぶ。本CD-BOXの発売時点で、すべてのスタジオ・アルバムとライヴ・アルバムが一度はCD化されていたが、1990年代に発売された「CD選書」のシリーズはすべて廃盤となっていたため[2]、入手困難であった。
紙ジャケットは、LPレコードで発売されたイニシャル・プレス分のパッケージをCDサイズで再現している。LPたすき(帯)、歌詞カードのほか、ポスター・ピンナップ・ステッカー等も復刻(元々封入されていたもののみ)。ただし、LPたすき(帯)の収録曲目や各ディスクの規格品番は、2008年版のものに修正されているほか、添付の歌詞カードは、見易い大きさの文字レベルに修正されている。LPパッケージ本体に歌詞が記載されていた作品については、文字列の大きさの修正を施されず、別冊歌詞ブックレットが用意された。
カラオケ音源やシングルA/B面曲の別テイクを中心としたボーナス・トラックが収録されている。初CD-DA化となる作品のほか、ディスク3には、本アルバム用に新たにミキシングされた「危い土曜日(2008 Time Capsule Mix)」「年下の男の子(2008 Time Capsule Mix)」と、発掘されたマスター・テープより初音源化となる「霧のわかれ」が収録された。尚、ディスク3のみ、Super Audio CDである[3]。
CDボックス・サイズのブックレット付きで、ブック内には宣伝用(非売品)を含めたシングル・ジャケット両面のほか、各アルバムの解説及び楽曲解説、音楽プロデューサー・松崎澄夫へのインタビュー、ジャケット写真と収録曲目付きの詳細ディスコグラフィ、コンサート関連アーカイブがメインに掲載されている。告知ポスターやチラシ、特典グッズ等の掲載もある。
未発表曲「霧のわかれ」
本CD-BOXに初めて収録された未発表音源で、本ボックスの目玉の一つに挙げられる。
「哀愁のシンフォニー」の詞と曲の一部が異なる、別ヴァージョンである。
封入されたCDボックス・サイズのブックレットには、当楽曲のマスター・テープが発掘された経緯と、一歩間違えたらそのマスター・テープの中身の確認作業がなされずにスルーされていたかもしれない、という背景が細かく記されている。
収録内容
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『あなたに夢中/内気なキャンディーズ』(発売日:1973年12月5日) + 3 |
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『危い土曜日/キャンディーズの世界』(発売日:1974年6月21日) + 4 |
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『キャンディーズ・ヒット全曲集』(発売日:1974年11月1日) + 3 |
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『なみだの季節』(発売日:1974年12月10日) + 2 |
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『年下の男の子』(発売日:1975年4月21日) + 5 |
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『その気にさせないで』(発売日:1975年10月1日) + 2 |
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『キャンディーズ10,000人カーニバル』(発売日:1975年12月21日) |
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『春一番』(発売日:1976年4月1日) + 7 |
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『夏が来た!』(発売日:1976年7月21日) + 7 |
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『蔵前国技館10,000人カーニバルVol.2 キャンディーズ・ライブ』(発売日:1976年12月5日) + 7 |
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『キャンディーズ1+1⁄2/やさしい悪魔』(2枚組、発売日:1977年4月21日) |
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『キャンディーズ 1+1⁄2/やさしい悪魔』(2枚組、発売日:1977年4月21日) + 9 |
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『キャンディ・レーベル』(発売日:1977年9月1日) + 7 |
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『CANDIES 1676 DAYS/キャンディーズ1676日』(5枚組、発売日:1977年12月5日) + 7 |
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『CANDIES 1676 DAYS/キャンディーズ1676日』(5枚組、発売日:1977年12月5日) |
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『早春譜』(2枚組、発売日:1978年3月21日) + 1 |
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『早春譜』(2枚組、発売日:1978年3月21日) |
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『キャンディーズ ファイナルカーニバル プラス・ワン』(3枚組、発売日:1978年5月21日) |
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『キャンディーズ ファイナルカーニバル プラス・ワン』(3枚組、発売日:1978年5月21日) |
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『キャンディーズ ファイナルカーニバル プラス・ワン』(3枚組、発売日:1978年5月21日) + 6 |
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脚注
- ^ ベスト盤とオリジナル盤とがコンパイルされた作品 『CANDIES 1676 DAYS/キャンディーズ1676日』(5枚組、発売日:1977年12月5日)を含む。
- ^ 『CANDIES 1676 DAYS/キャンディーズ1676日』は2000年にCD化された。
- ^ 『キャンディーズ・ヒット全曲集』(発売日:1974年11月1日)は当時、SQ4チャンネルステレオで発売された作品。同じ発売日に同一コンセプトで浅田美代子、天地真理、内田あかり、金井克子、南沙織、山口百恵、にしきのあきら、ピーターが発売された。ベスト・アルバムの類であるが、ヴォーカルやアレンジがオリジナル音源とは別テイクになっているものが多く収録されている点が特徴。例として、『南沙織ヒット全曲集 -1974年版-』『山口百恵ヒット全曲集 -1974年版-』を参照のこと。山口百恵の全曲集は、2005年5月25日に単品でSACD化された。
関連項目
外部リンク
- Sony Music Shop 『キャンディーズ・タイムカプセル』 公式サイト - ウェイバックマシン(2008年11月15日アーカイブ分)
固有名詞の分類
- キャンディーズ・タイムカプセルのページへのリンク