年下の男の子_(キャンディーズの曲)とは? わかりやすく解説

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年下の男の子 (キャンディーズの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/14 13:14 UTC 版)

「年下の男の子」
キャンディーズシングル
初出アルバム『年下の男の子
B面 私だけの悲しみ
リリース
ジャンル アイドル歌謡曲
時間
レーベル CBS・ソニー
作詞・作曲 千家和也(作詞)
穂口雄右(作曲)
チャート最高順位
  • 週間9位(オリコン
  • 1975年度年間42位(オリコン)
キャンディーズ シングル 年表
なみだの季節
(1974年)
年下の男の子
(1975年)
内気なあいつ
(1975年)
収録アルバム年下の男の子
若い日のひととき
(4)
年下の男の子
(5)
悲しきためいき
(6)
テンプレートを表示

年下の男の子」(とししたのおとこのこ)は、1975年2月21日CBS・ソニー(現:ソニー・ミュージックレーベルズ)より発売されたキャンディーズの5枚目のシングル。

解説

  • デビュー以来、ハンドマイクで歌唱していたキャンディーズが、テレビ出演等ではスタンドマイクで歌唱した。
  • この曲でキャンディーズは、1975年末の『第26回NHK紅白歌合戦』に正式な紅組歌手として初出場を果たした。
  • キャンディーズ初のヒットとなり、オリコンチャートトップ10に初めてランクインした[1]。解散コンサート時点でのシングル売上は累計50万枚(CBS・ソニー調べ)[2]
  • 当初は「私だけの悲しみ」がA面用、「年下の男の子」がB面用として製作されたが、発売時には「年下の男の子」がA面、「私だけの悲しみ」がB面となった。
  • 「年下の男の子」「私だけの悲しみ」ともに4月リリースのアルバム『年下の男の子』に収録された。
  • 「年下の男の子」にはドラムスに村上秀一、ベースに岡沢章を起用した没バージョンが存在する[3]。ただし、マスターテープが残されているかどうかまでは言及されていない。
  • デビュー曲の「あなたに夢中」から前曲「なみだの季節」まで、リードボーカルはスーがセンターだったが、この「年下の男の子」からランがリードボーカルを務め、歌唱する位置もセンターに変更する。なおスーはランの向かって右位置に、ミキはランの左位置にそれぞれ移り、以降キャンディーズの三人はこの位置でほぼ定着となった(但し「わな」はミキがセンター、ランは向かって右に、スーは左に移動)。
  • 2007年公開の、1977年が舞台の映画『Little DJ〜小さな恋の物語』では、物語のキーとなる楽曲として使用され、シングル盤も小道具として登場。サントラ(アミューズソフトエンタテインメント)にも収められた。
  • 2019年にソロ活動を再開した伊藤蘭が発売したソロデビューアルバム「My Bouquet」にはアンサーソング「ああ私ったら!」(作詞・作曲:トータス松本)が収録された[4]。また、伊藤が出演した『FNSうたの夏まつり』(2019年7月24日放送)ではIZ*ONE宮脇咲良矢吹奈子と、『第61回日本レコード大賞』(2019年12月30日放送)では乃木坂46とともに「年下の男の子」を披露した。

収録曲

  1. 年下の男の子(3分28秒)
  2. 私だけの悲しみ(3分37秒)

参加ミュージシャン

年下の男の子

カバー

年下の男の子

すたーふらわー盤

「年下の男の子」
すたーふらわーシングル
B面 ファイトっ!!!
リリース
規格 マキシシングル
録音 日本
ジャンル J-POP
時間
レーベル ビクターエンタテインメント
作詞・作曲 千家和也(作詞)
穂口雄右(作曲)
チャート最高順位
すたーふらわー シングル 年表
年下の男の子
2012年
White Love
(2012年)
テンプレートを表示

2012年8月1日に、すたーふらわー小林星蘭谷花音)の1枚目のシングルとしてビクターエンタテインメント(現:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)から発売された[8]

初回限定盤には「年下の男の子」のPVが収録されたPV付き。

収録曲

  1. 年下の男の子(3分33秒)
    作詞:千家和也/作曲:穂口雄右/編曲:生田真心
  2. ファイトっ!!!(3分44秒)
    作詞・作曲:MEG.ME/編曲:ハマサキユウジ
  3. 年下の男の子(カラオケ)
  4. ファイトっ!!!(カラオケ)

スタッフ

  • プロデューサー:貝原一平(FlyingStar Racords)
  • レコーディング:阿部博(stdio fine)
  • ミキシング:コバヤシタカシ(High Kick Entertainmant)
  • マスタリング:川崎洋(FLAIR)
  • 振り付け:宮間祐佳(宝映テレビプロダクション講師)
  • プロダクトコーディネート:松本文(High Kick Entertainmant)
  • デザイン:佐藤雅恵(High Kick Entertainmant)
  • スタイリング:植田瑠里子(Corazon)
  • ヘアーメイク:平塚美由紀(MASHmanagement)
  • カメラ:羽田誠(Koike Office)・伊藤信之(High Kick Entertainmant)
  • 小林星蘭マネージャー:佐古田修平(テアトルアカデミー)
  • 谷花音マネージャー:豊嶋稔(テアトルアカデミー)
  • プロモーション:Victor Entertainment Promotion Staff
  • セールスプランニング:赤塔直美(Victor Entertainment)
  • デスク:佐藤智子(FlyingStar Racords)・相生卵壁(テアトルアカデミー)
  • スーパーバイザー:橋本竜史(テアトルアカデミー)・植田勝敦(Victor Entertainment)

キャンディーマキアート from SUPER☆GiRLS盤

「年下の男の子」
SUPER☆GiRLSシングル
初出アルバム『超絶少女☆BEST 2010〜2014
B面 Survival
規格 マキシシングル
ジャンル J-POP
レーベル iDOL Street
avex Entertainment
作詞・作曲 森月キャス(作詞、#2)
大西克巳(作曲、#2)
チャート最高順位
  • 週間11位(オリコン)
  • デイリー8位(オリコン)
SUPER☆GiRLS シングル 年表
常夏ハイタッチ
2013年
年下の男の子
センチメンタル・ジャーニー
ジン ジン ジングルベル
(2013年)
空色のキセキ
2014年
テンプレートを表示

2013年12月4日に、SUPER☆GiRLS(キャンディーマキアート from SUPER☆GiRLS名義)の8枚目のシングル[注釈 1]としてエイベックス・エンタテインメントiDOL Streetレーベル)から発売された。

概要

  • キャンディーマキアート from SUPER☆GiRLSは田中美麗溝手るか後藤彩からなるSUPER☆GiRLSのユニットである。
  • 振り付けは原曲でも振り付けを担当した三浦亨に教わった[9]
  • 初回限定盤には、「年下の男の子」のPVとメイキングが収録されたDVD付き。

収録曲

  1. 年下の男の子
  2. Survival
    作詞:森月キャス、作曲:大西克巳、編曲:THE ROG
  3. 年下の男の子(Instrumental)
    ジャケットBにのみ収録。
  4. Survival(Instrumental)
    ジャケットBにのみ収録。
  5. Teamキャンディーマキアート ここだけの話!!!
    ジャケットCにのみ収録。

イベント

日程 公演名 会場 備考
2013年
11月17日・12月1日
予約購入特典イベント 3ユニット合同 グループ別ロング握手会 avex本社 3部制
mu-moショップで販売された参加券付き商品購入者対象
12月3日 イトーヨーカドー×SUPER☆GiRLSメンバー店員企画!!「いってみヨーカドー♪」 アリオ西新井
アリオ亀有
ミニライブ・CD即売会
12月4日 発売記念 Thanksgiving Event タワーレコード新宿
SHIBUYA TSUTAYA
TSUTAYA EBISUBASHI
タワーレコード名古屋近鉄パッセ
グループ別握手会
12月5日 タワーレコード秋葉原
アキバ☆ソフマップ1号店
タワーレコード渋谷
ディスクピア日本橋
12月6日 SHIBUYA TSUTAYA
アキバ☆ソフマップ1号店
タワーレコード渋谷
12月9日 TSUTAYA EBISUBASHI
12月7日 発売記念 ライブ&握手会イベント ラゾーナ川崎プラザ ミニライブ・グループ別握手会
12月8日 千里セルシー
12月14日 発売記念 握手会イベント サンライズビル グループ別握手会
12月15日 発売記念 個別ロング握手会 竹芝ニューピアホール 7部制
mu-moショップで販売された参加券付き商品購入者対象

脚注

注釈

  1. ^ センチメンタル・ジャーニー」、「ジン ジン ジングルベル」を含めた場合、8・9・10作目。ただし、いずれの数字も「Music Ribbon」イベント無料配布シングルである「Celebration 〜Music Ribbon ver.〜」は含んでいない。

出典

  1. ^ 週刊アサヒ芸能 62-65頁 早世のマドンナたち
  2. ^ キャンディーズ シングル売上一覧、日刊スポーツ新聞社、2011年4月21日23時0分。大本の出典は『日刊スポーツ』1978年4月5日付。
  3. ^ 穂口雄右. “第2回「年下の男の子」”. キャンディ・ベース. 現実になったビジョン. 2005年5月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年1月27日閲覧。
  4. ^ 伊藤蘭、かつての“全キャン連”「ランちゃん」コールに大喜びオリコンニュース 2019年5月28日
  5. ^ a b c 穂口雄右のTwitter(@Yusuke_Hoguchi)の2012年4月9日 - 9:47のツイート[1]
  6. ^ 穂口雄右のTwitter(@Yusuke_Hoguchi)の2012年4月27日 - 17:12のツイート[2]
  7. ^ “原田知世カバー集「恋愛小説」第2弾発売、レコ発イベントも決定”. 音楽ナタリー. (2016年4月4日). https://natalie.mu/music/news/182205 2016年7月5日閲覧。 
  8. ^ すたーふらわー
  9. ^ 後藤彩 (2013年11月24日). “【兵庫出身スパガ・後藤彩のアイドル日記】「かわいく歌う」ってどうすればいいんやろ? キャンディーズ「年下の男の子」カバーで何度もダメ出し”. msn産経ニュースwest産経新聞大阪本社. 2013年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年11月28日閲覧。

関連項目


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