微笑がえしとは? わかりやすく解説

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微笑がえし

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/21 15:49 UTC 版)

「微笑がえし」
キャンディーズシングル
初出アルバム『CANDIES FINAL CARNIVAL Plus One
B面 かーてん・こーる
リリース
ジャンル アイドル歌謡曲
レーベル CBSソニー
作詞・作曲 作詞:阿木燿子
作曲:穂口雄右
チャート最高順位
キャンディーズ シングル 年表
わな
(1977年)
微笑がえし
1978年
つばさ
(1978年)
収録アルバムCANDIES FINAL CARNIVAL Plus One
悲しきためいき
(22)
微笑がえし(Live)
(23)
年下の男の子
(24)


つばさ
(27)
微笑がえし(Single)
(28)
インスピレーション・ゲーム
(29)
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微笑がえし」(ほほえみがえし)は、1978年2月25日にリリースされたキャンディーズの活動期間内ラスト・シングルである。

解説

  • 作詞者阿木燿子からのはなむけとして「春一番」「わな」「アン・ドゥ・トロワ」など、シングル曲のタイトルが歌詞に入れられている[1]。振り付けも「ハートのエースが出てこない」「年下の男の子」「やさしい悪魔」などを意識したものである。作曲の穂口雄右も、キャンディーズのこれまでの楽曲的要素を随所に織り込んだ。作曲は元々穂口と決まっていたわけではなかったが、阿木が「キャンディーズはやっぱり穂口さんじゃないかしら」と主張したことで起用された[2]
  • オリコンでは最初で最後の1位を獲得。シングル売上は累計で100万枚[3]と、キャンディーズ最大のヒット曲となった。
  • 長調の曲でサビは3声和音と2声和音、それ以外はユニゾン・2声和音・3声和音の歌唱であり、ソロがない。サビの和音は、レコードでは3人がほぼ均等の声の大きさになっているが、ステージなどでの歌唱では主旋律を歌うスーが大きめに発声し主旋律を強調している。ト長調で最後はⅥ度の偽終止。当時の音楽番組では、1番目のサビ部分でセンターのランと左位置のミキとが、3番目のサビ部分でセンターのランと右位置のスーとが、それぞれ交替した上で歌唱していた。
  • 穂口の要請により初見でレコーディングを行った[2]。レコーディングが終わると、メンバーだけでなくスタジオ内にいたスタッフ全員が涙を流した[2]

歌詞に登場する曲名

「微笑がえし」に登場する自身の曲名(登場順)

  1. 春一番」 - 1976年3月1日発売9thシングル
  2. わな」 - 1977年12月5日発売16thシングル ※歌詞中の表記は「罠」
  3. ハートのエースが出てこない」 - 1975年12月5日発売8thシングル ※歌詞中の表記は「ハートのエースが出てきましたよ」
  4. 年下の男の子」 - 1975年2月21日発売5thシングル ※歌詞中の表記は「年下の人」
  5. 微笑がえし」 - 1978年2月25日発売17thシングル ※歌詞中の表記は「お祝い返しは微笑にして」
  6. やさしい悪魔」 - 1977年3月1日発売13thシングル
  7. アン・ドゥ・トロワ」 - 1977年9月21日発売15thシングル ※歌詞中の表記は「1 2 3アン ドゥ トロワ

収録曲

両楽曲とも、作詞:阿木燿子/作曲・編曲:穂口雄右

  1. 微笑がえし(4分33秒)
  2. かーてん・こーる(4分57秒)

カバー

微笑がえし
  • クリスタル・スリー(1979年、LP『キャンディーズ・ディスコ・ヒート』)
  • ONCE UPON A TIME(TONYA TOWNSEND、ROBIN BAIN、GINA KATSANDRIS)(1991年、アルバム『Spring Is Just Ahead』)
  • カバーソング・ドールズ(2007年、アルバム『Cover Song Dolls』)
かーてん・こーる

脚注





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