微生物資材
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微生物資材(びせいぶつしざい、Microbial inoculants)あるいは土壌接種剤(どじょうせっしゅざい、soil inoculants)とは、植物の生育や健康の向上を目的に土壌に接種される微生物、並びにそれを配合または含有する資材である。主に農業分野で利用される。微生物資材に用いられる微生物の多くは植物内生細菌であり、目的の植物と相利共生の関係となる。
- 1 微生物資材とは
- 2 微生物資材の概要
- 3 複合微生物資材
微生物資材
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 03:08 UTC 版)
土壌改良資材の一つ。主に農業に用いられる。VA菌根菌や有用微生物群に代表される、微生物を含んだ資材のこと。 農業用微生物資材は連作障害の防止や窒素の固定、リンの可溶化、堆肥の腐熟などを目的とする資材であり、多くの製品が市販されている。 土壌に対し植物の生育に良い働きをする菌を摂取することにより、作物の育ちが改善される効果が期待されている。土壌中で増殖するためには、土質や有機物の存在、及び微生物コミュニティー全体のバランスなど条件が揃う必要がある。 なお使用される微生物資材の内、VA菌根菌資材は地力増進法において原料・用途・使用方法などの表示が必要な土壌改良資材として指定されている。
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