愛するデュークとは? わかりやすく解説

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愛するデューク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/11 01:37 UTC 版)

「愛するデューク」
スティーヴィー・ワンダーシングル
初出アルバム『キー・オブ・ライフ
B面 いつわり
リリース
ジャンル R&Bソウルファンク
時間
レーベル モータウン
作詞・作曲 スティーヴィー・ワンダー
プロデュース スティーヴィー・ワンダー
チャート最高順位
スティーヴィー・ワンダー 年表
回想
1976年
愛するデューク
1977年
アナザー・スター
1977年
キー・オブ・ライフ 収録曲
負傷
(4)
愛するデューク
(5)
回想
(6)
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愛するデューク(原題:Sir Duke)は、アメリカシンガーソングライターであるスティーヴィー・ワンダー1976年9月に発表したアルバム『キー・オブ・ライフ』に収録された楽曲である。

1977年にシングルとしてリリースされた。B面は「いつわり」(He's Misstra Know-It-All)。全米シングルチャートでは1位[2]を、全英シングルチャートで2位[3]を記録した。ワンダーはこの曲に、バンドリーダーであり、彼に影響を与えたデューク・エリントンについての歌詞をつけている[4]

解説

この曲は、1974年に亡くなった伝説的ジャズマンであるデューク・エリントンへのトリビュート曲である[5]。また、歌詞にはカウント・ベイシーグレン・ミラールイ・アームストロングエラ・フィッツジェラルドといったジャズマン達が登場する。

ギターは後にグラミー賞を受賞するマイケル・センベロホーン・セクション(トランペットアルトサックステナーサックス)とドラムから始まるイントロと、派手な間奏部のユニゾン演奏が特徴的である。このうちアルトサックスを演奏しているハンク・レッドは、質屋に入れていた愛器を80ドルで出してアルバムのセッションに臨んだ[6]

脚注

  1. ^ 45cat - Stevie Wonder - Sir Duke / He's Misstra Know-It-All - Tamla - USA - T 54281F
  2. ^ FM Fan編集部『ミュージック・データ・ブック 1955年-95年ビルボード年間チャート完全収録』共同通信社、1996年。ISBN 978-4-7641-0367-2 
  3. ^ ChartArchive - Stevie Wonder - Sir Duke”. 2012年6月28日閲覧。
  4. ^ “Top Single Picks”. Billboard: p. 68. https://worldradiohistory.com/Archive-Billboard/70s/1977/Billboard%201977-04-02.pdf 2020年7月12日閲覧。 
  5. ^ John Bush. “Songs in the Key of Life - Steview Wonder”. Review. allmusic. 2012年8月7日閲覧。
  6. ^ ‘Stevie Wonder The Definitive Collection’より

関連項目

先代
レオ・セイヤー
「はるかなる想い」
Billboard Hot 100 ナンバーワン・シングル
1977年5月21日 - 6月4日(3週)
次代
KC&ザ・サンシャイン・バンド
「ブギー・マン」



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