キャラクター誕生までの経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 01:09 UTC 版)
「ギコ猫」の記事における「キャラクター誕生までの経緯」の解説
あやしいわーるど等UG掲示板の常連であるコブラが利用していた「ギコハハハ」という笑い声が語源(さらに辿ればもとはコブラの友人が使っていたもので、1994年(平成6年)には存在していた)。この言葉が1998年(平成10年)に流行し、「ギコ○○」「ギコる」「ギコギコする」などのスラングの動詞としても発展した。ちなみにすべての語源である「ギコハハハ」の発端は1992年(平成4年)当時、NIFTY-Serve内のCitizen Band Simulator[CBシミュレーター]内の富士通横浜支店社員・masand(後にdonasamに改名)が使用していたオンライン笑い声「ギコハハハ」をコブラも利用し始めた事に端を発する。「ギコハハハ」の誕生経緯については諸説あるが、富士通が開発・販売していた親指シフトキーボードでは「ゃ」と「こ」が同じキーに割り当てられていることから生じた「ギャハハハ」のタイプミスに起因するという説が有力である。 当時、日立に出向していたコブラが「日立の人が本当にギコハハハって笑うねん」と仲の良かった後輩に語っていた。 タイプミス説が有力であるかは懐疑的であるという意見もある。 猫の文字絵の初出は(ログを見る限り)1998年12月3日だが「擬古猫」という固有のキャラクタとして確立されたのは翌4日に絵文字に「ギコニャーニャー」という鳴き声がついて以降、特に「あやしいわーるど」の擬古猫が自身のエイリアスとして猫の文字絵を用いるようになった後である。当初の顔は「(´ー`)」。 2ちゃんねるや他コミュニティに転載され広まるうちに顔が「(,,゚Д゚)」に変更され「ギコ猫」となった。現在2ちゃんねるで使われるAA(プロポーショナルフォントを使用)はカタカナの「ギコ猫」、あやしいわーるどの文字絵(等幅フォントを使用)および固定は漢字の「擬古猫」で表記するのが慣例。 2ちゃんねるではアスキーアートのキャラクターの1つであるモナーと共に「逝ってよし」「オマエモナー(お前もな)」といったフレーズで使われるようになった。 2002年に行われた「2ちゃんねる全AA人気トーナメントッッ!!」では同じ四大キャラであるモナー・しぃ・モララーを直接対決ですべて倒し、優勝に輝いた。
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