キャメロン政権 (2010年–2016年)
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「ジェイコブ・リース=モグ」の記事における「キャメロン政権 (2010年–2016年)」の解説
2010年、ConservativeHome(英語版)ブログはリース=モグを保守党で最も反抗的な議員のひとりと評価した。その後、彼は2011年議会任期固定法、2011年10月の欧州連合国民投票動議、2012年貴族院改革法案(英語版)で、政府案に反対票を投じた。 庶民院でのリース=モグは、そのユーモラスな演説と議事妨害の能力で評判になった。 彼は2010-12年の英国夏時間法案と2010-12年の持続的畜産開発法案の議事妨害を行い、これらの法案の議会通過阻止に貢献した。持続的畜産開発法案の審議中に行った長い演説では、詩を朗読し、サマセットの卵の品質が優れている事を語り、シュロップシャー・カウンティ・ショー(英語版)で3年連続銀賞を受賞した架空の豚「ブランディングズ城の女帝(英語版)」に言及した後、下水道システムやアジャンクールの戦いについて語った。 また、彼はサマセット郡に、ロンドンから15分遅れの独自の時間帯を導入するため、夏時間法案を冗談で修正しようとした事もある。 2011年12月に行われたロンドン地方自治体法案の審議では、罰金を科す権限を持つ議会職員に山高帽を被らせるべきだと発言している。 2012年2月、彼は議会討論で「floccinaucinihilipilification」(「無価値とみなす習慣」という意味)という言葉を使い、審議の際、庶民院の議場で発せられた最も長い言葉として注目された。 2013年5月、彼は、白人以外のイギリス人の国外追放を掲げる極右団体「トラディショナル・ブリテン・グループ(英語版)」の年次晩餐会でスピーチを行った。 リース=モグは、出席前に反ファシズム団体「サーチライト(英語版)」からグループの性格を知らされていた。 晩餐会の後、彼は報道陣に対し、同グループの主張を知らされてはいたものの、「会員やサポーターになった事はない」と述べた。 2014年1月、彼は議員の肖像画に費やされた25万ポンドという金額について「私は費用を節約する事に賛成で、右も左も中央も節約しますが、これは鶏の餌です」と述べ、些細な事だと切り捨てた。2014年12月、リース=モグが、タバコ、鉱業、石油・ガスに関する審議の際、自らがこれらの分野における数百万ポンド規模の投資を管理しているサマセット・キャピタルの設立パートナー兼ディレクターである旨を最初に断る事なく発言したとして、独立議会倫理基準委員会(英語版)に報告されたが、議会基準委員会(英語版)のキャサリン・ハドソン(英語版)は、不正行為が行われていないと判断し、調査を行わなかった。デイリー・テレグラフによれば、2014年のリース=モグの議会外活動は、476時間で、週に9時間を占めていた。
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