カリスマ_(アルバム)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > カリスマ_(アルバム)の意味・解説 

カリスマ (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/04 05:22 UTC 版)

『カリスマ』
リー・モーガンスタジオ・アルバム
リリース
録音 1966年9月29日 ニュージャージー州 ヴァン・ゲルダー・スタジオ[1]
ジャンル ジャズハード・バップ
時間
レーベル ブルーノート・レコード
プロデュース フランシス・ウルフ
専門評論家によるレビュー
リー・モーガン アルバム 年表
デライトフリー
(1966年録音・1967年発売)
カリスマ
(1966年録音・1969年発売)
ザ・ラジャー
(1966年録音・1985年発売)
テンプレートを表示

カリスマ』(Charisma)は、アメリカ合衆国ジャズトランペット奏者、リー・モーガン1966年9月29日に録音・1969年に発表したスタジオ・アルバム[2]

解説

ジャッキー・マクリーンハンク・モブレーを迎えた3管編成のセクステットで録音された[2][3]。本作のサイドマンのうちポール・チェンバースは1969年1月4日に死去しており[4]、オリジナルLPのライナーノーツ(Herb Wong)でも、チェンバースが既に故人であることが言及されている。

スコット・ヤナウオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「リー・モーガンがブルーノートから発表したレコードの中では、あまり知られていない物の一つだが、実に聴き応えがある」「各々が個性的な3人のホーン奏者が、それぞれ刺激的な瞬間を披露し、1960年代中期のハード・バップの真髄として結実している」と評している[3]。また、ダグラス・ペインは1997年、All About Jazzにおいて「リー・モーガンのレコードの殆どは、何度も聴き返すに値するが、とりわけ『カリスマ』は録音から30年を経た今でも、このトランペッターの音楽が、いかに立派で価値があるかを体現している」と評している[2]

収録曲

特記なき楽曲はリー・モーガン作曲。

  1. ヘイ・チコ - "Hey Chico" - 7:17
  2. サムシン・キュート - "Somethin' Cute" - 5:39
  3. レイニー・ナイト - "Rainy Night" (Cedar Walton) - 5:39
  4. スイート・ハニー・ビー - "Sweet Honey Bee" (Duke Pearson) - 6:54
  5. ザ・マーフィー・マン - "The Murphy Man" (D. Pearson) - 7:35
  6. ザ・ダブル・アップ - "The Double Up" - 6:01

参加ミュージシャン

脚注

  1. ^ Lee Morgan Discography”. Jazz Discography Project. 2022年2月6日閲覧。
  2. ^ a b c Payne, Douglas (1997年11月1日). “Lee Morgan, Charisma album review”. All About Jazz. 2022年2月6日閲覧。
  3. ^ a b Yanow, Scott. “Charisma - Lee Morgan”. AllMusic. 2022年2月6日閲覧。
  4. ^ Paul Chambers Biography, Songs, Albums”. AllMusic. 2022年2月6日閲覧。

外部リンク


「カリスマ (アルバム)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「カリスマ_(アルバム)」の関連用語

カリスマ_(アルバム)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



カリスマ_(アルバム)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのカリスマ (アルバム) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS