オートマチック-トランスミッションとは? わかりやすく解説

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オートマチック‐トランスミッション【automatic transmission】

読み方:おーとまちっくとらんすみっしょん

エー‐ティー(AT)


オートマチックトランスミッション

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

オートマチックトランスミッション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/23 23:51 UTC 版)

オートマチックトランスミッション: automatic transmission、略称: AT)あるいは自動変速機(じどうへんそくき)は、自動車オートバイといった内燃機関を動力源とするモータービークルにおける変速機(トランスミッション)の一種で、車速やエンジンの回転速度に応じて変速比を自動的に切り替える機能を備えたトランスミッションの総称である。日本では「オートマチックトランスミッション」という呼び方が長く煩雑であることから、文章表記ではA/TATと略記されることが多い。口語ではオートマチックないしはオートマが通用している[1]。古くはノークラ(ノークラッチペダル)[1]、ノンクラ[2]、トルコン[1]などと呼ばれた。


注釈

  1. ^ 通常は発進から最高速まで2速のみで走行し、登坂など必要に応じて手動で1速に切り替える方式で、1948年にGMが開発したダイナフローと同様の機能を持つ。
  2. ^ ボルグワーナーが1950年代末期に、アメリカ市場の3,000 cc級乗用車向けに開発、1961年に供給を開始した、小型・中型車に適合するトルコン式3速ATである。世界各国のメーカーがこれを購入して自社のモデルに搭載した。
  3. ^ ダイムラー・ベンツの7G-TRONICなど
  4. ^ レクサス・LS
  5. ^ フランス語で油圧ギアボックスを意味するboîte de vitesses hydrauliqueの略。
  6. ^ 変速は変速機が自動で行なうため、MTのシフトレバーとは機能が異なり、異なる名称で呼ばれる。
  7. ^ ロック解除ボタンを使えば「制動灯を点けず」にチェンジ可能。
  8. ^ エンジンスイッチをOFF状態でロック解除ボタンを使って「N」に動かした後エンジンスイッチをONにすれば「後退灯を点けず」にチェンジ可能。またプッシュスタート式のAT車の場合ブレーキを踏まなければエンジンが掛からないので「制動灯を点けず」に発進は不可能である。
  9. ^ : parking range
  10. ^ : reverse range
  11. ^ 音が鳴らない車種もある。日本車の多くの車種では「ピーピー」というブザーだが、ホンダ車のほとんどの車種は「ピンポン、ピンポン」と鳴る。またBMW、フォードやマツダの一部車種などに「ポーン、ポーン」と鳴るものもある。
  12. ^ : neutral range
  13. ^ : drive range
  14. ^ : sports
  15. ^ : fourth
  16. ^ : third
  17. ^ : sports drive mode
  18. ^ ギア比が通常より大きくなり、山道や高速道路での追い越しが楽になり、エンジンブレーキもDより強くかかる
  19. ^ : brake
  20. ^ : second gear
  21. ^ : low gear
  22. ^ トヨタのコラムAT車(初代ノアや2代目イプサムなど)や、初代RVRはブレーキペダルから伸びたコントロールケーブルで機械的に制御していた。
  23. ^ シフトロック解除は専用のボタンを押したり、シフトレバー付近にキーを差し込んだりして行う。メーカーによってはエンジンキーの位置がアクセサリー(ACC)の場合のみシフトロックが働かず、ブレーキペダルを踏まなくてもパーキングを解除できるものがある。また一部外国には、イグニッションスイッチを入れると機械的にシフトロックを解除するものもある。
  24. ^ 日産・ジューク(1500 cc車)では、ドライブモードセレクターの「SPORT」モードとの混同を避けるためCVTでありながら「オーバードライブスイッチ」の名称が使われている。
  25. ^ 一般的に、4速ATの場合は3速、5速ATの場合は4速、6速ATの場合は4速又は5速が直結段
  26. ^ 最近のホンダ車ではD3スイッチという名称を用いている。O・Dスイッチと異なる点は、オンとオフの関係が逆になる。また、エンジンを切ると自動的にオフになる。
  27. ^ オーバードライブとなる変速段があり、かつオーバードライブスイッチのないAT車では、マニュアル変速が可能かもしくは「D3」(あるいは「3」)レンジが設定され、セレクトレバーによってオーバードライブスイッチと同等の操作を可能にしている。

出典

  1. ^ a b c d Motor Fan illustrated編集部 (2018年7月28日). “デュアルクラッチ、ツインクラッチ? トルコンATとかさらにはCVTとか……2ペダルトランスミッションの構造”. Motor-Fan TECH. 2022年9月24日閲覧。
  2. ^ 兵藤 忠彦 (2021年5月6日). “トルクコンバーターってなに?”. Motorz. 2022年9月24日閲覧。
  3. ^ ミスター乱視 (2021年6月24日). “【3分記事】トランスミッションとトランスアクスルの違い”. 車のお手伝い. 2022年9月24日閲覧。
  4. ^ Motor Fan illustrated編集部 (2021年8月12日). “ステップATの遊星歯車が頭の中で回るようになる!”. 2022年9月23日閲覧。
  5. ^ 御堀直嗣 (2018年10月25日). “DCTやCVTに陰り? トルコンATが今改めて見直されているワケ (1/2ページ)”. WEB CARTOP. 2022年9月23日閲覧。
  6. ^ 小学館. “セミAT”. コトバンク. 株式会社DIGITALIO. 2022年9月24日閲覧。
  7. ^ ホンダマチック・トランスミッション / 1968”. 本田技研工業. 2022年9月24日閲覧。
  8. ^ a b セミオートマ(AMT)のトラック増加の理由とは?マニュアル・オートマ・セミオートマのメリットも解説”. いすゞ自動車 (2022年1月13日). 2022年9月20日閲覧。
  9. ^ Automatic Transmissions- A Brief History”. AutoServiceExperts. 2020年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月9日閲覧。
  10. ^ What is an Automatic Car?”. Car and Driver (2020年4月13日). 2020年4月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月9日閲覧。
  11. ^ a b c d 坂本 1995, pp. 34–51.
  12. ^ 自動車カタログ収録サイト「The old car manual project」収録の1940年式オールズモビルのカタログから
  13. ^ 上野 2006, p. 45.
  14. ^ 坂本 1995, p. 43.
  15. ^ 機械遺産 (pdf)”. 一般社団法人 日本機械学会. p. 4. 2015年11月6日閲覧。
  16. ^ トヨタ博物館 館だよりNo.92「R360クーペ」 (pdf)”. トヨタ自動車株式会社. 2015年12月8日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2015年11月27日閲覧。
  17. ^ 商標 第2165431号
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  21. ^ [1]
  22. ^ 上野 2006, pp. 45–4.
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  24. ^ (英語) 5 Transmissions - Cost, Effectiveness, and Deployment of Fuel Economy Technologies for Light-Duty Vehicles. (2015). doi:10.17226/21744. ISBN 978-0-309-37388-3. https://www.nap.edu/read/21744/chapter/7#172 2020年7月26日閲覧。 
  25. ^ Yulong, Lei; Hua, Tian (11 April 2005) (英語). Research on Accurate Engagement Control of Electrohydraulic Clutch Actuator. SAE Technical Paper Series. 1. doi:10.4271/2005-01-1787. https://www.sae.org/publications/technical-papers/content/2005-01-1787/ 2020年7月26日閲覧。. 
  26. ^ Transmission Actuation”. www.fte-automotive.com. 2020年7月26日閲覧。
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  28. ^ Manual vs Automatic Transmission: A Shift to Know About | RepairSmith Blog” (2020年5月6日). 2022年9月23日閲覧。
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  32. ^ 1950 Hudson Commodore | HowStuffWorks”. 2020年10月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月25日閲覧。
  33. ^ AutoZine Technical School”. www.autozine.org. 2022年9月23日閲覧。
  34. ^ Gearing Up”. magazine.ferrari.com. 2020年6月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月23日閲覧。
  35. ^ FERRARI LAUNCHES F1-STYLE GEARBOX ON F355”. Automotive News Europe (1997年8月4日). 2022年9月23日閲覧。
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  37. ^ 上野 2006, p. 48.
  38. ^ Nunney, Malcolm James. Light and heavy vehicle technology. Butterworth-Heinemann. pp. page=349. ISBN 0-7506-8037-7. https://books.google.co.jp/books?id=eL6TBaSnd78C&pg=PA349&dq=park+reverse+neutral+drive+low&num=100&hl=en#v=onepage&q=park%20reverse%20neutral%20drive%20low&f=false 
  39. ^ Erjavec, Jack. TechOne automatic transmissions. THOMSON. pp. page=162. ISBN 0-7668-1169-7. https://books.google.co.jp/books?id=atzGzXt67uAC&pg=PA162&dq=park+reverse+neutral+drive+low&num=100&hl=en#v=onepage&q=park%20reverse%20neutral%20drive%20low&f=false 
  40. ^ Munroe, Carl H.. Powerglide Transmission Handbook: How to Rebuild Or Modify Chevrolet's. Penguin Putnam. pp. page=20. ISBN 1-55788-355-6. https://books.google.co.jp/books?id=SOIYFkfXdocC&pg=PA20&dq=park+reverse+neutral+drive+low&num=100&hl=en#v=onepage&q=park%20reverse%20neutral%20drive%20low&f=false 


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オートマチックトランスミッション(AT)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 04:22 UTC 版)

トランスミッション」の記事における「オートマチックトランスミッション(AT)」の解説

詳細は「オートマチックトランスミッション」を参照 クラッチ操作変速操作自動化し運転操作簡略化したトランスミッションである。日本ではオートマやATと略されることが多い。古くから採用され広く普及している方式は、流体継手一種であるトルクコンバータトルコン)によってエンジン接続され遊星歯車機構変速を行う機構組み合わせた方式である。このほかに、摩擦クラッチによってエンジン接続される方式や、ベルトプーリー変速を行う方式上述MT多く利用されるギヤ列の組み合わせ自動選択して変速する方式などがある。 ベルトまたはチェーンプーリー、あるいは円盤円錐状のローラー組み合わせて減速比無段に連変化させるトランスミッション無段変速機(英: Continuously Variable Transmission, CVT)と呼ばれる変速時のクラッチ断接や歯車切り替え生じ出力軸トルク変動小さくきめ細かな減速比実現できることからエンジン効率が高い回転域を多用でき、燃費面で利点がある一方で2005年頃からは幅広い回転域で効率よく稼働するエンジン増えてきたことにより、CVT優位性薄れてきているとする技術者もいる。 奇数段と偶数段で歯車支持する入力軸(インプットシャフト)を別に持ちそれぞれにクラッチ配置して変速時に2つクラッチ同時に繋ぎ替えるものは、デュアルクラッチトランスミッションDCT)あるいはツインクラッチトランスミッションと呼ばれる市販車には2003年初め搭載され高級車から次第普及価格帯車種へと普及進んでおり、小型トラックでも採用されている。 オートマチックトランスミッションの機構制御のまま、ギヤ選択運転者任意で選択するともできるスイッチ備えたものをマニュマチックManumaticと呼ぶ場合がある上述CVTを基にした物も存在する日本ではMTモード付きAT」や「スポーツAT」と称されることが多い。1990年代に、従来のATにスポーツ性を付加する目的で登場した。“Manumatic”は英語圏における“Manual”と“Automatic”の混成語である。

※この「オートマチックトランスミッション(AT)」の解説は、「トランスミッション」の解説の一部です。
「オートマチックトランスミッション(AT)」を含む「トランスミッション」の記事については、「トランスミッション」の概要を参照ください。

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