audit
「audit」とは、会計検査・監査・審査などのことを意味する英語表現である。
「audit」とは・「audit」の意味
「audit」とは、会計検査や審査、監査などを意味する表現である。名詞として使われるほか、動詞として使われることもあり、動詞の場合は、検査する、監査するといった意味で使われる。「IT audit」とは、IT監査を意味する表現である。IT監査とは、会計監査の一つであり、企業の決算期に行われる監査である。企業の規模や、指名委員会等設置会社、監査等委員会設置会社に該当するかどうかで、会計監査が義務付けられているかどうかが決まる。会計監査は、債権者や株主の保護のために、決算書の内容が正しいものであるかどうかを監査するために行われるものであり、企業とは無関係の第三者機関に所属している監査人が行う必要がある。このように行われる監査の中の一つがIT監査である。IT監査は、会計システムが正しく運用できているかどうかを行うチェックであり、システム上の金銭の流れと、実際の金銭の流れが正しいかどうかなどがチェックされる。これらのチェックを企業と無関係な人物が行うことにより、企業の経営状況が信用できるものであることが担保される。
「audit」の発音・読み方
「audit」の発音は、オーディットであり、発音記号は米国英語で「ˈɔːdɪt」である。音節は「au・dit」となる。「audit」の語源・由来
「audit」は、ラテン語の聞くことや聴覚を意味する「auditus」が由来とされている。「audit」を含む英熟語・英語表現
「audit report sample」とは
「audit report sample」とは、監査報告書見本と訳すことができる。監査役は企業を監査した際、その監査についての報告書を提出しなければならない。監査報告書の記載項目や記載の仕方は決まっており、その通りに報告書を作成する必要があるが、不定期に変更されるため、常に最新の記載例をチェックしておく必要がある。
「AUDIT(スクリーニングテスト)」とは
「AUDIT(スクリーニングテスト)」とは、正式名称「The Alcohol Use Disorders Identification Test」といい、飲酒習慣についてのスクリーニングテストのことである。世界保健機構がスポンサーとなっており、現在の飲酒の習慣が、健康に被害を及ぼすものではないか、日常生活へ悪影響を出すものではないかなど、生活とアルコールについてチェックすることができる。10項目の設問があり、単位は点数である。それぞれの項目で0点から4点までの質問があり、これらの点数を合計したもので最終評価を行う。点数をどのように分けるかは決められておらず、テストを行う対象者の所属によって変化させることが可能である。厚生労働省が出している「標準的な健診・保健指導プログラム(改訂版)」では、問題がある飲酒者の点数として、8点~14点程度とされており、このラインだと減酒指導の対象となり、それ以上の点数が出た者については、依存症の疑いありとし、専門の医療機関への受診が推奨される。「audit」を含むその他の用語の解説
「auditログ」とは
「auditログ」とは、監査記録のことである。基本的に、コンピューターやサーバーなどを使った際にはアクセスの内容が記録として残り、このデータをログと呼ぶ。このログの一つに監査ログと呼ばれるものがあり、設定されたルール通りに操作が出来ているか、他の機器との連携がうまくいっているかどうかなどを点検することができる。監査ログを実施することにより、内部からの不正アクセスや不正行為への抑止力になったり、トラブルが発生した際、原因究明から解決まで迅速に行うことができたりなどのメリットが挙げられる。
「audit(Linux)」とは
「audit(Linux)」とは、Linuxの監査システムのことである。Linuxカーネルのイベントを監視するシステムのことであり、システムコールなどが実行された際、ログに記録することができる。
「audit」の使い方・例文
「audit」の使い方として、・Perform accounting audits.(会計監査を行う)
・Regular audits to ensure that fraud does not occur.(不正が起こらないように定期的に監査を行う)
・Request an audit by a third-party organization.(第三者機関に監査を依頼する)
・It is important that employees cooperate with the audit.(社員は監査に協力することが重要である)
などのような例文が挙げられる。
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