オーディオ用途における用例とは? わかりやすく解説

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オーディオ用途における用例

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 09:25 UTC 版)

XLRタイプコネクター」の記事における「オーディオ用途における用例」の解説

現在のところ、平衡回路接続において標準的なコネクタとなっている。マイクロフォン接続用として最もメジャーになっているが、その他にスピーカー接続用、デジタル伝送用、アナログオーディオ伝送用などの種類がある。 電子機器場合一般に外部に対して電圧供給する出力側にメスコネクタを用いて不測ショート事故防止するが、プロオーディオ分野に於いてはミキサーマイク入力からマイク対し電源ファンタムファントム電源)を供給する需要があった。そこで、ミキサー入力側のショート防止優先し機器同士オス/メスケーブル接続する利便性取ったために、一般電子機器逆にマイクなど出力側をオスミキサーなど入力側をメス端子にすることが一般的になった。 3極コネクタによる音声平衡接続に於いて信号線の正相(HOTと呼ぶ)を2番ピンにするか3番ピンにするかは長い間混乱していたが、AESにより1992年2番ピンHOTとすることで規格化(AES14-1992)され、以降2番HOT国際標準となった同時に5コネクタに於ける2ch平衡接続のピンアサインも規格化された。 XLRコネクターからフォーンコネクターなど不平回路接続する場合は、逆相側(COLDと呼ぶ。3極コネクタ場合3番ピン)を未接続にするか、不平衡側で1番ピンGND)にショートさせる方法一般的であるが、インピーダンス合わないという問題上、マッチングトランス用いて接続した方が良い(→インピーダンス整合)。 一般家庭向けオーディオ機器ラインアウトバランス接続用として採用されている場合もあるが、この場合音楽信号マイクロフォン信号レベルよりも大きなラインレベルとなり、ケーブル業務使用するより普通短くなるため減衰もあまりせず、最初からケーブル部分外部ノイズ影響を受けにくい上、オーディオ用は3つのピンのうち、1つ使用されていない左右信号独立しているという意味のオーディオ的なバランス接続用としてなら、左右ホットアース独立さえしていれば赤白RCA端子ミニプラグ2つ等でも可能で、従って本来の用途考えた場合このような使用方法際立った利点はない。ただ、これ以外のオーディオ用に使われる端子比較小型あり金端子サイズの差による電気伝導率の差が微妙な信号違い音の違い)になる。業務使用される信頼性ファッション性から一般向けハイエンド製品に現在(2014年)まである程度採用されている。

※この「オーディオ用途における用例」の解説は、「XLRタイプコネクター」の解説の一部です。
「オーディオ用途における用例」を含む「XLRタイプコネクター」の記事については、「XLRタイプコネクター」の概要を参照ください。

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Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのXLRタイプコネクター (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

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