オーディオ機器用スペクトラムアナライザ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 05:04 UTC 版)
「スペクトラムアナライザ」の記事における「オーディオ機器用スペクトラムアナライザ」の解説
1980年代~90年代に発売されたラジオカセットレコーダーの一部やミニコンポ、カーオーディオにもスペクトラムアナライザが搭載されていた。また、コンポーネントステレオ用としても販売されていた。グラフィックイコライザーと一体になっている製品もある。高級オーディオでは省かれたり、必要なときだけ取り付けるなどされる。拡声機器用としても使われている。Windows Media PlayerやニンテンドーDSiサウンドにも音声ファイル再生時の視覚エフェクトにスペクトラム・アナライザの機能がある。これらの多くは特定の周波数毎に棒グラフの高低の表示で表す。音源の周波数特性を管理したり、グラフィックイコライザーで調整した結果を確認するのに使われる。 装飾的な意味合いが強い物もあり、測定用のものと比較して極めて粗い表示しか出来ないものや測定ではなく単なる演出である物などがある。 上述の測定用「低周波用スペクトラムアナライザ」を代用する事も可能であるが、入力端子の形状が異なる、オーディオ用としては必須とされる出力端子が無い、ステレオ用としては2チャンネル必要、設定が必要、高価という欠点がある。
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