エスパーダ聖庁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 03:03 UTC 版)
大陸の「翼」に位置する。大陸人口の7割が信徒であるロサ・マリア教の総本山。
※この「エスパーダ聖庁」の解説は、「星刻の竜騎士」の解説の一部です。
「エスパーダ聖庁」を含む「星刻の竜騎士」の記事については、「星刻の竜騎士」の概要を参照ください。
エスパーダ聖庁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 03:03 UTC 版)
ラクエルIV世 (Raquel IV) エスパーダ聖庁の現教皇。教皇の証とされる蒼輝色の髪に加え、蒼い右目と緑色の左目を持つオッドアイの美少女。わずか9歳で教皇の座に就いた神童で〈至純の女教皇(イノセント・ハイ・プリーステス)〉の異名を持つ。剣の師であるミラベルのことは「先生」と呼び慕っている。 愛読している女性向け小説『天空の竜騎士物語』から騎士に対して強い憧れを抱いており、アヴァロンの騎士団長として武功を立てていたアッシュに対面した際「お兄ちゃん」になって欲しいと懇願する。当初は身分違いも相まって戸惑っていたアッシュも年相応に無邪気な彼女と接する内に気持ちを汲み、正式に義兄妹の契りを交わす。実妹のリンダに対抗心を向けられても気づかずに「(アッシュの実妹ならラクエルにとって)お姉ちゃんですね」とすぐさま懐いて篭絡し、それらの大胆な行動力と天性とも言うべき可憐さには意図せずに他の女性陣を度々圧倒している。 その正体は、五大星具の一つ・星体ラクエルにして、初代教皇ラクエルI世と同一人物である。本人は以前の記憶を失っていたものの、〈デミウルゴス〉の世界同時多発テロにて世界中に秘密を暴露され、その後は〈レクス=ゴライアス〉の一室に幽閉されていたが、〈ゾノ=トーンの方舟〉内大魔導装置〈ヴァラスキャルヴ〉で肉体を成長させられ、インボルクの依代になってしまう。しかし、アヴァロン聖竜皇騎士団との戦いの果てに肉体からインボルクが追い出されたことで元の姿に戻り、無事救出された。 世界終末戦争終結後、信徒たちの要望で教皇に復帰し、ロサ・マリア教会が行ってきた非道の数々を公表し、ロサ・マリアの教えだけを信仰する「原始ロサ・マリア教」に回帰することを宣言した。 ペネロペ・デル・モンテ (Penelope del Monde) エスパーダ聖庁枢機卿。ラクエルの後見人であり、エスパーダ聖翼騎士団の団長を兼任していた。表向きはラクエルとは主従というより姉妹のような間柄で、彼女とアッシュが義兄妹であることは姉心から了承していないように演じていた。 実は〈デミウルゴス〉の〈七翼将〉の第二位であり、養父でもあるサヴォナローラの命令でエスパーダ聖庁に潜入していた。元々は戦災孤児であり、サヴォナローラに拾われて養女になったが、アンネゲルトにはその出自から見下されている。 エスパーダ動乱の後、〈デミウルゴス〉を信奉する新興宗教団体〈血の黄昏(クリムゾン・ダスク)〉を統轄していた。 世界終末戦争では、復活した賢竜王インボルクの言動に不審を抱いた直後に、人類を全て滅ぼすというインボルクに襲撃され、サヴォナローラを守ろうとしたが、アッシュたちが〈大神殿〉に突入した時には剣を握ったまま絶命していた。 アスクレピオス エスパーダ聖法大学院の教授であり、ミラベルの師でもある女性博士。実年齢は二百歳を越えているが、外見は魔導工学の応用で童女の姿を保っている。エスパーダ聖庁からただひとり、〈大賢者〉の称号を与えられた天才。 ミラベルを溺愛しており、彼女の匂いを嗅ぐなどの変態的な行為に走る悪癖を持つ。アッシュたちからの相談を受けて、エーコの〈アヴァロンの腕輪〉にかけられた〈魔導蛇〉を解除するための修行の場として聖地アルバレスを提案し、エーコらを引率し自らも赴いた。 アッシュたちによって聖都エスパーダ壊滅が防がれた後、聖都を復興するために教皇代理に任命された。世界終末戦争終結後、教皇に復帰したラクエルを全面的に支持している。 ファナ アスクレピオスが魔導工学で開発した自動人形で、外見は人間の女性と見分けがつかない。正式名称は『ファナティクスAMT-0001』。武装を内蔵しており、破損してもパーツを交換することができる。 世界終末戦争では、聖都エスパーダを襲撃する魔獣群を相手に自ら進んで迎撃し、聖都を守り抜いた。世界終末戦争終結後、聖都の住人たちから聖女の如く崇められている。
※この「エスパーダ聖庁」の解説は、「星刻の竜騎士」の解説の一部です。
「エスパーダ聖庁」を含む「星刻の竜騎士」の記事については、「星刻の竜騎士」の概要を参照ください。
- エスパーダ聖庁のページへのリンク